日本国際ボランティアセンター
(JVC)公式サイト
HOME > 11ヵ国での活動 > パレスチナでの活動 > パレスチナでの活動
パレスチナでの活動
2021年4月16日 更新

1949年のイスラエル建国以降、土地を奪われ、様々な権利を抑制されて暮らすパレスチナの人々。1993年のオスロ合意以降も和平は進まず、彼らの暮らしは苦しいままです。

中でも、イスラエルに実効支配されている東エルサレムでは、公共サービスや労働の機会が限られており、人々は差別や暴力と隣り合わせの環境にあります。 ガザ地区の封鎖は2007年から陸・海・空を封鎖され、年々経済状態が悪化、失業率や貧困率も増加し、子どもたちの成長にも悪影響が及んでいます。

このような状況のなか、JVCは1992年から人々の暮らしを守るための活動を続けています。

※パレスチナの概要について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


活動地


JVCは東エルサレムに現地事務所を置き、パレスチナ自治区の東エルサレムと、ガザ地区で活動しています。


現在の活動一覧


女性の生計向上とエンパワメント事業

女性が技術を身に付けて自分で何かを達成すると共に、女性の社会参画への理解を広めていくための活動を行っています。

子どもの栄養改善支援

ガザ地区の子どもたちの栄養失調を予防するための地域活動を支えています。

アドボカシー・政策提言

現地の声を政策に反映させるため、情報収集・政策提言を行っています。


JVCがパレスチナで目指すこと


イスラエルによる占領と封鎖が終わらないパレスチナで、地域の人たちのためにと奮闘する現地NGOの活動を支えることを通して、パレスチナの人々を支えたいです。 また、現地の状況や声を日本の人々に伝え、一緒に考える機会を持ち、パレスチナに対する関心を高めることで、地球市民として誰もがこの問題に取り組むための橋渡し役も担っていきたいと考えています。


活動地のストーリー


生後数か月の時から顔色が悪く、活気がなかったガザ生まれのムハンマドくん。 お母さんは心配しましたが、誰に相談すればよいか分かりませんでした。 ムハンマドが生後9か月の頃、AEIのボランティアでもあった隣人のウンム・アワドさんが、ムハンマドくんを見て「貧血とくる病の可能性がある」と、AEIの保健師に相談。 家庭訪問で検診を受けたところ、やはり貧血とくる病を患っていました。

保健師は栄養補給剤を支給し、赤ちゃんに必要な栄養や、母乳育児の重要性について両親に説明をしました。 両親は調理実習やその他の講習にも熱心に参加し、家計が苦しい中、栄養価の高い卵や野菜などを購入し、ムハンマドくんに与えました。 くる病の症状はまだ残っているものの貧血は改善したムハンマドくんは、今では表情も豊かになり、元気に歩いたり遊んだりしています。


パレスチナ事業スタッフ紹介


20180529-tokyostaff-18.jpg 大澤 みずほ
東京事務所 パレスチナ事業担当

【プロフィール】 北海道出身。 子どもの頃にテレビで貧困や紛争などに苦しむ同じ年頃の子どもたちを見て、人々の役に立つ仕事をしたいと思うようになる。 看護師となって緊急医療支援に参加すべく、国内で救急医療に従事する。 その中で命の尊厳や個々人の人生の選択を考えるようになり、青年海外協力隊に参加、南米パラグアイの地域病院や学校で健康啓発活動などを行う。 人々が抱える問題には様々な社会的要因が複雑に関係していることを痛感し、より包括的な支援に関わりたいと考えるようになり、2018年7月、JVCへの入職に至る。

【2020年度にやってみたいこと】母と海外でトレッキング。

tokyo_interview3.png
木村 万里子
現地代表

【プロフィール】群馬県出身。民間企業で働きながら国際協力NGOでボランティアを続けるうちにNGOの世界へ。 イギリス大学院への留学後、複数のNGOに勤務。13年間で国内外あわせて16の緊急救援および教育支援、開発教育に携わる。 支援活動で滞在した国は、中国雲南省、フィリピン、ラオス、カンボジア、バングラデ シュ、ミャンマー、ネパール。2020年5月まではロヒンギャ難民支援に従事。 これらの支援活動を通じ、より良い支援を行うためには自身も含め、支援する側の能力が重要であることを実感する。2021年4月より現職。支援のかたわら、事業と質のアカウンタビリティ向上ネットワーク(JQAN)認定トレーナー、緊急時の教育支援の最低基準(INEE MS)トレーナー、上智大学「緊急人道支援講座」アドバイザーとしても活動。 緊急人道支援に関わる人材育成に力を入れている。 2018年度版スフィアハンドブック翻訳プロジェクト監修委員。 国家資格キャリアコンサルタント、ワークショップデザイナー。

10180626-jerusalemstaff-1jpg.jpg 山村 順子
現地駐在員

【プロフィール】 宮城県仙台市生まれ。 大学で開発経済学を専攻し、卒業後イギリスの院で紛争と開発を学ぶ。その後3年余り電機メーカー勤務を経験し、「紛争地」を見るためパレスチナをメインに中東を訪問。 そこでイスラム世界の大きさに圧倒され、占領下の人々の不条理な現実に衝撃を受ける。帰国後JVCのボランティアチームで活動。 他NGOでのインターン、対産油国協力事業に携わった後、16年5月より現職。中東の中でも欧米や国際社会の利害関係の中で翻弄され、不利益を被り困難な立場にある人たちに寄り添う必要を感じる。 彼らの声を発信し、問題の根本にアプローチすることを目指す。現在アラビア語と奮闘中。2016年からJVCに参加、現地代表を経て2021年4月より現職。

【2020年度にやってみたいこと】サルサのレベルアップ&未踏のパレスチナの村々への旅行。

jerusalem_image1.png

(2021年4月現在)


パレスチナ事業とSDGs


「SDGs」と呼ばれる「持続可能な開発目標」(Social Development Goals、以下SDGs)は、2015年に国連が定めた目標です。 「誰一人として取り残さない(leave no one behind)」を合言葉に、2016年から2030年までの間に世界が達成すべき17つの項目を挙げています。

パレスチナ事業に関連深いゴールは下記になります。


パートーナー団体紹介


「アットゥーリ・シルワン 女性センター(AWC: Al-Thouri Silwan Women's Center)」(東エルサレム)

2007年にパレスチナ女性たちによって設立され、女性と子どもを主な対象として、アットゥーリ地区(別名:アブ=トゥール)とシルワン地区を中心とした地域に根付いた団体です。 女性に対する一切の差別がない社会を実現するため、女性の権利と安全性の改善、女性の決定権とリーダーシップ、経済力の向上、女性の社会参画の推進などに取り組んでいます。

「アルデルインサーン(AEI: Ard El Insan 日本語訳:人間の大地)」(ガザ)

1997年にスイスの団体から独立。ガザ地区初の母子保健を専門に支援するNGOとなりました。 診療所を持ち、健康サービスの提供、健康教育と精神支援を通じ、子どもに共通の病気の減少を目指して活動しています。


これまでの活動


JVCのこれまでのパレスチナにおける活動は過去の活動ページにまとめてあります。


パレスチナについて知る


ブログやSNS、書籍などでぜひ現地について、活動についてご覧ください。

JVCブックレット002 : ガザの八百屋は今日もからっぽ

Amazonで買う

タイトルガザの八百屋は今日もからっぽ
封鎖と戦火の日々
著者小林 和香子
(元JVCエルサレム事務所代表)
出版めこん
発行年月2009年6月
ページ数125ページ
価格840円(税抜)
内容 「昨日も夜中に突然子どもの名前を叫んで起きたの――」昨年末からイスラエルによる激しい軍事攻撃を受けたパレスチナ・ガザ地区。 母親、子ども、現地NGOスタッフ等の肉声を、支援の最前線から伝える。60年にわたって追い詰められてきた人々の嘆きと願いを通して、パレスチナ問題の根源に迫る。
ISBN978-4-8396-0225-3

ご購入は各書籍ごとのAmazonリンクから、もしくはJVCへのメールでのご注文も承っております。 下記に、お名前、お電話番号、ご希望の書籍・冊数、お送り先を記載の上ご連絡ください。
メールご注文先:info@ngo-jvc.net
*JVCへのご注文の場合、送料も実費で頂戴いたします。代金は同封の用紙にて郵便局よりお振込ください。


パレスチナの人々を応援する


約6,000円で・・

子どもを栄養失調から守る調理実習に6人のお母さんが参加することができます。

皆様のお力が集まることで、多くの人たちに支援を届けることができます。

メインメニュー
ツイッターfacebookもやってます。リツイートやいいねボタンをクリック!
ページトップへ