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いま私にできること

「大きくなったら何になりたい?」

なんてことないように思える問いかけですが、「無事に大人になる」こと、「夢を描いて進んでいける」こと自体が難しい、そんな厳しい状況におかれている子どもたちがいます。

あなたの応援が、子どもたちの命と未来を守ります。

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ISSUES

紛争に翻弄される子どもたちの「今」を守り「未来」へつなげる

紛争や迫害により故郷を追われた人の数が1億2千万人を超え、過去最大となっています。

被害にあう人々の中には子どもたちも多く含まれており、彼らは暴力・病気・飢餓などの直接的な命の危機にさらされるのみでなく、精神面でも大変な経験を強いられています。

そんな終わりの見えない困難の中にあっても、前を向いて進んでいこうとする人たちがいます。

子どもたちが心身ともに健やかに成長し、安定した暮らしを送る「未来」を手にできるよう、JVCは様々な形でサポートをしています。

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JVC’s ACTION

【パレスチナ・ガザ】子どもの栄養支援

2023年10月に激化したパレスチナ・ガザ地区での戦闘。建物の70%以上が全壊または半壊しており、190万人の避難民は戻る場所を失っています。

医療施設の多くが機能せず、医療物資も不足。負傷者や感染症が増える中、十分な医療が受けられない状況が続いています。

私たちは現地パートナー団体と連携し、子どもの栄養・発達支援や医薬品・粉ミルク配布など実施しています。昨年6月には、ガザ北部で粉ミルク4,055缶、8月~9月には乳児用粉ミルク1,400缶と医薬品の配布を実施しました。

また、2歳以下の子どもと妊産婦に栄養補助食品を提供し、栄養知識の普及にも取り組んでいます。

【イエメン】子ども広場を運営

イエメンでは2015年から内戦が続き、5歳未満の子どもは慢性的な栄養失調、5~17歳の約39%が学校に通えていません。

特に、生まれた時から戦争下にいる子どもたちは、心理面の課題を抱えているにもかかわらず、十分なメンタルケアがなされていません

私たちは現地パートナー団体と連携し、「子ども広場」で読み聞かせや人形劇などを実施。創造性・協調性・情緒が育まれることを目的としています。

現地ファシリテーター向けに、障がいも含め様々なケアを必要とする子どもへの接し方の研修も取り入れており、「誰も取り残さない」支援を進めています。

【スーダン】補習校を運営

スーダンは70年にわたり、ほぼ途切れることなく紛争・政情不安にさらされてきました。2023年の国軍と即応支援部隊(RSF)との衝突で情勢が悪化し、「世界最悪の人道危機」とも言われています。700万人の子どもが教育を受けられず、就学年齢の74%が不就学です。

私たちは、スーダンの6地区で補習校を運営し、アラビア語や算数などの授業を行っています。度重なる戦闘や避難で精神的ショックを受けた子どものための心理サポートや、歌やスポーツなどのレクリエーション活動も実施しています

教員・保護者・青少年向けの研修も行い、コミュニティ全体で補習校の運営に取り組む仕組みづくりを行っています。

イエメンの子ども広場で遊ぶ子どもたち

JVCの活動地であるイエメンの「子ども広場」から、元気に遊ぶ子どもたちの様子が届きました!安全な場所で遊ぶことによって「子どもらしさ」を取り戻す子どもたちの様子を、ぜひご覧ください。

あなたのご寄付でできること

  • 1,500円のご寄付で

    ガザの子どもたちに粉ミルク1缶(400g)を配布することができます
  • 7,500円のご寄付で

    イエメンの子ども広場のファシリテーター1人の1週間分の給与をまかなえます
  • 15,000円のご寄付で

    スーダンの補習校に通う子どもたち30人に学用品を支援することができます

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現地からの声

  • ポジティブなインパクトを残してくれて感謝しています

    【イエメン】ハーシム・アフマドさん

    ハーシムさんは、2021年3月に奥さんと3人のお子さんと一緒に戦闘から逃れて避難民となりました。「この日は忘れることができない」とハーシムさんはいいます。

    自身も成績は良かったものの、紛争と経済的事情から医師になる夢をあきらめざるを得なかったという彼は、現在子ども広場のファシリテーターとして活動しています。

    孤立する子どもへの対応法などの研修を受け、メンタルに不調がある子や聴覚などの障がいがある子たちも一緒に遊べるようサポートしています。ご自身のお子さんも子ども広場に通い、子どもたちに自信が生まれるなど、変化を感じているそうです。

    以前は何も遊びがなかったので、ポジティブな変化をたくさん残してくれて感謝しています。こうした支援をしてくれた方をリスペクトします。」と伝えてくれました。

  • 育ててくれたおばあちゃんを助けるため、大学まで勉強を続けたい

    【スーダン】アマニ・スレイマンさん

    アマニさん(9歳)の両親は幼い頃に別れ、今は姉弟とともに父方の祖母のもとで暮らしています。アマニさんは毎日、火起こし、お茶淹れ、掃除、皿洗い、水汲みなど幼いながら家族の一員として働いています。

    補習校に通うようになるまで、幼稚園も含めて学校に通ったことがなかったそうで、今は一番年上の14歳のお姉さんと一緒に補習校に通っています。

    最初は文字を書くのも難しかったのですが、今は上手に書けるようになったそうで、「私と姉弟を育ててくれたおばあちゃんを助けるために、大学まで勉強を続けたい」と目標を持つようになりました。

  • 栄養失調からこの子を救ってくれてありがとう

    【パレスチナ・ガザ】ファーティマさんとヤマンちゃん

    シングルマザーであるファーティマさんは、2023年10月、妊娠4ヶ月のときに避難を余儀なくされました。2024年3月にヤマンちゃんを出産しましたが、弱々しく、まわりの人たちからも心配されていました。

    家族が教えてくれたことをきっかけに、JVCの現地パートナー団体に相談。そこでヤマンちゃんが栄養失調に陥りかけていることを知らされました。高カロリーのビスケット、果物と野菜を摂れる食事キットなどの支援により、ヤマンちゃんの健康状態は大幅に改善しました

    また、ファーティマさんは「母乳育児についてなど、ヤマンの健康問題だけでなく子どもの健康全般に関する研修にも参加できて、とても役に立った」といいます。「支援のおかげで、ヤマンはとってもよくなりました。私の子どもを助けてくれて心から感謝しています。」と話してくれました。

MESSAGE

スーダン事業現地副代表
モナ・ハッサン

教育を後回しにすることはできない

教育は持続可能な平和をはぐくむ鍵であるにも関わらず、スーダンはこのままでは世界最悪の教育危機に陥ります。子どもたちが学校に行けない期間が長ければ長いほど、学校に戻れる可能性は低くなっていきます。教育を後回しにすることはできないのです

私は日本のみなさまに、知識や経験を共有していただきたいと思っています。私も家を追われ、財産や、大切な家族や友人との思い出の場所を失ってしまいましたが、この先にどんな障害が待ちうけていようとも、前進し続けます。すべての子どもたちが安心して教育を受けられる日が一日も早く来るよう、みなさまのご協力をお願いいたします。

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