2014年2月の記事一覧
2月21日、四ヶ浜地域の鶴ヶ浦生活文化センターにて、在宅生活者を対象とした交流イベント「餅つき大会」を開催しました。先月の同センターでの「お料理会」に引き続き、今回も住民同士で楽しむことができ、尚且つより多くの方が興味を持てるよう地域に馴染みのある内容を取り入れたいと考え、餅つきを実施することにしました。
住民の方の話によると、以前は多くの世帯が臼と杵を持っており、餅つきを行っていたそうですが、現在では、臼と杵の代わりに家庭用製餅機を使用し、餅を作っています。今回、イベントの企画案として、住民の方々に臼と杵を使った昔ながらの餅つきを提案した際、「今でも餅つきをやるの?」「道具なんてどこにあるの?」と驚かれる方が多く、同時に久しぶりの餅つきに皆さんワクワクされている様子でした。また、スタッフが参加の呼びかけを行う他に、餅つきに興味を持った方が他の住民の方を誘うなど、住民間でもイベントの話が広まっていきました。
1月19日と26日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦(おおうら)、小々汐(こごしお)、梶ヶ浦(かじがうら)の各地区でそれぞれのテーマに沿って話し合いが行われるとともに、第3回目となる「四ヶ浜(しかはま)の家づくり勉強会」を開催しました。
1月19日に行われた大浦地区の話し合いでは、昨年末に一定の合意を得たまちづくりルールの考え方が再度確認されました。具体的には、(1)まちづくりルールは「皆が気持ちよく暮らすため」のものであること(2)まちづくりルールはあくまで「申し合わせ」であることから、個々の事情によりルールからずれる必要が生じた場合、皆で話し合いその承認を得ることができれば、ルールは緩和されること、等です。また、宅地の土留め工事の一括発注や集会場の備品購入に充てる資金の積み立てなど、住民が協力して取り組むテーマについて、今後検討していくことが確認されました。
浦島地区振興会は、昨年より、旧浦島小学校の施設利用及びまちづくりに関する話し合いを進めています。旧浦島小学校施設の活用方法の検討に関しては、地区住民を交えた話し合いを行うと同時に、旧浦島小学校施設を管理する気仙沼市との意見交換や協議を行うことも重要となります。
1月17日、浦島地区振興会は、旧浦島小学校の施設利用に関する要望書を気仙沼市長宛てに提出しました。要望書は、(1)気仙沼市が旧浦島小学校施設を物品や書類の保管場所として利用する場合は、一時的な保管に留めてもらいたい(現在、気仙沼市は、同施設の一部を物品や書類の保管場所として利用しています)、(2)当面の間、旧浦島小学校施設の維持管理費を気仙沼市に負担してもらいたい、(3)旧浦島小学校施設の活用方法の検討について、時間の猶予を認めてもらいたい、以上の3項目からなります。