もう一年東北タイに居たい!そう思うようになったのはインターン生活後半に入った昨年12月でした。
インターン生活の一年間は過ぎ去ってみればとても早いものでした。全ての体験が初めてであり、気持ちが熱くなっている時期もあったので冷静に自分を振り返ることは出来ませんでした。
その上、日本に帰国した現在でも気持ちの整理が付いていない状況です。
「一年間で分かることもあるけれど、2年目で見えてくることもあるよ。もっと楽しくなるかも。」
とカオデーン農園の森本さんに言われました。
タイで出会った人たちや村人にもっと多くのことを学びたいと思い、インターン2年生として5月からカオデーン農園を拠点に滞在することになりました。
具体的な活動はこれまでお世話になっていたコンケーン県ポン郡の有機農産物直売市場の人たちと共に村から始まった直売市場の意味を考えるとともに、皆さんに直売市場の近況をお伝えしていきたいと思っています。また、スタディーツアー参加者などの東北タイ農村に興味がある人に私が村で体験したこと、感じたことを伝えたいと思っています。
これまでのインターンシッププログラムでの興味は農村に滞在してみたい、一年間を通した農作業を体験してみたいというものでした。一年間を通してそれは完全にではないですが達成できたと思っています。それでは次の段階は何なのかと考えた場合、それを踏まえた上でどう行動に移していくのかであると思っています。
日本で生活しているうちに自分がタイで感じたことはそのまま日本に持って帰れないということを実感し、途方に暮れました。タイでの滞在がもう一年与えられたということは、もう一年考える時間が増えたということです。人が考え方、生活スタイルを変えることは長い年月を必要とします。
私はタイで外部に影響されずに自分たちの生活に価値を見出す人々と関わりながら、自分自身が変わることで世界を変えていく方法を見つけ出したいと思っています。
これまで応援してくれていた方々、これからも引き続きよろしくお願いします。このホームページでありのままの東北タイの様子を伝えていきたいと思っています。
では、行ってきます。