第11期インターン(2008年度)の記事一覧
今日の午後の作業はバナナを植える穴を掘ること。80cm四方の深さ80cmの穴掘りは、数字で見るのと実際にやってみるのでは雲泥の差。ひとつ掘り終えるとあっという間に汗だくに。無心で黙々と掘ること3時間。作業中はほぼ無言... そして休憩中も無言で水の奪い合い。あまりに無言で農業研修担当のデーンさんが「はーい、みんな笑って笑って〜! でないと作業がつらく感じるよ〜」と声をかけます。

カオデーン農園での生活は、毎日いろんなことが発見と驚きの連続です。テレビ、携帯電話、その他電化製品、などなどモノにあふれた生活から、ご飯は炭火で炊いて、テレビもなくてメールもできない生活になりました。しかし、毎日充実しています。カオデーン農園で一番好きなのは、朝5時半に起きて朝日を見ること、お昼の休憩の時間に吹く涼しい風です。私はなんて贅沢な時間を過ごしているのだろうって思います。

第11期のインターンとして本プログラムに参加している金森史明です。これから研修に日々を綴っていく前に、研修生として参加している自分たちのことを簡単に紹介したいと思います。

はじめまして、今回インターン11期生の宮田敬子です。現在は経済学部の学生です。国際協力に興味を持ち始めたのは、中学生のときにフィリピンのスラムで活動している日本人をテレビで見たとき、私もやってみたい!と思ったのがきっかけです。現在、NGOの間で農村開発というキーワードが聞かれ、将来NGOのスタッフになりたいと思っていた私は漠然と農村開発の分野で国際協力に関わっていきたいと思うようになりました。
5月7日から「タイの農村で学ぶインターンシッププログラム」が始まりました。このプログラムは、国際協力や自然環境保護などに関心がある人を対象に、タイの農村に約11ヶ月間滞在し、そこに暮らす農民の視点から「開発」や「国際協力」について学ぶ研修プログラムです。私自身も4期生として2000年〜2001年までこのプログラムに参加しました。