スーダン日記
前回は、JVCが南コルドファン州カドグリで行っている出生登録支援についてご報告しました。今回は、出生登録を取得した子どもたちを含め、より多くの児童が学校に通えることを目指して行っている小学校支援についてです。
いつもJVCをご支援くださっている皆様、こんにちは。スーダンは最も気温が低く涼しい季節(12~2月)が近づき、過ごしやすくなってきました。JVCの活動地、スーダンの南部に位置する南コルドファン州カドグリでも朝晩は20~25度くらいです。ある朝、現地スタッフの一人が「ドアを開けて寝たら風邪を引いちゃったよ」と言って、その日は1日中鼻をかんでいました。
JVCを応援してくださっている皆様こんにちは。橋本です。
この所、毎日のように停電があります。起こる時間も長さもまちまちです。日中であれば、明るいのでまだ作業も出来ますが、夜に起こると厄介です。さあお風呂に入ろう!と思ったら、真っ暗・・・なんてことも。ファンが止まるととたんに暑くなりますし、かと言って蚊が入るので窓も開けられないし。もう少し余裕が出来たら停電時の有効な過ごし方を工夫しようと思います。
JVCを応援してくださっている皆様こんにちは。橋本です。
先日、ハルツームは大雨が降りました。これまで何度かお湿り程度の雨は経験していて「スーダンの雨はこんなものなのね。」と甘く見ていたら大違いでした。急に空が暗くなり、なんどか光ったかと思うと、たちまち土砂降りの雨になりました。おまけに停電。次の日、事務所として使っている部屋が水浸しでした。建物の回りも池のようになっていてしばらく外に出ることができなかったくらいです。
JVCを応援してくださっている皆様こんにちは。2月からスーダン事業で現地駐在をしている橋本です。実は、JVCのサイトに登場するのは初めてではなく、3月に一度「東京事務所スタッフ日記」で紹介して頂いています。これからなるべく多くのスーダンの日常を、橋本目線でお伝えしていけたらと思います。よろしくお願いいたします。
乾季も半ばにさしかかり、いよいよ暑くなってきた2月。南コルドファン州、カドグリの郊外に私たちが100戸の避難民向け住居を建設して、半年が経とうとしています。
(前回から続く)
日本人がオクラを食べることを話すと、たいていのスーダン人は少し驚きます。トマトやニンジン、キュウリなどと違ってオクラには「スーダンの食べ物」というイメージを持っているからでしょう。調べてみるとオクラの原産地はアフリカ北東部。まさにこのあたりがオクラの「ふるさと」なのです。
(前回から続く)
雨季の晴れ間に、暑い日差しが戻ってきました。あちこちの家の裏庭で、伸び盛りのソルガム(イネ科の作物。この地方の主食)の葉が緑色に輝いています。
JVCスタッフを乗せたクルマは、カドグリ市街地を東に抜けてガルドゥッドと呼ばれる地区に入ってきました。小さな教会を過ぎて右に折れると、未舗装のガタガタ道の両脇にレンガ造りの家々が続いています。
ここは、この何十年かの間に村落部から州都カドグリに移ってきた人々によって形成された郊外の住宅地です。中心部にはモスクがありますが、教会もあるところを見ると、キリスト教徒が多い村々からやって来た人々も住んでいるのでしょう。4年前に紛争が始まってからは、同じ出身村の人びとを頼って多くの避難民が押し寄せ、この地区に吸収されました。