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COVID-19による生活の変化と人々の声
-スーダンの活動地カドグリ-

スーダン現地駐在員 今中 航
2020年5月11日 更新

前回の記事では、主にCOVID-19影響下における首都ハルツームの様子をお伝えしましたが、本記事ではJVCの活動地である南コルドファン州カドグリの状況をお伝えします。

COVID-19による影響

カドグリを州都とする南コルドファン州では、5月6日現在、COVID-19の感染者は確認されていません。しかしスーダン政府からは周縁の地として扱われ、発展・開発から取り残された地域であり、長い間紛争の影響を受けてきました。その為ハルツームと比較しても医療の水準は低く、手洗いに必要となる「水」へのアクセスも十分とは言えず、COVID-19に対して敏感になっている人も多いです。

元々カドグリでは多くの物資をハルツームからの輸送に依存しています。例えば新聞でさえ、毎日ハルツームから運搬されるので、カドグリの売店に新聞が並び始めるのは夕方になってからです。そのため、給与は相対的に低いものの、物価はハルツームより10%程高いのです。それに加え、外貨不足によりスーダンポンドの通貨価値が暴落し、スーダン全体でも2月のインフレ率は71.3%(スーダン中央統計局発表)を記録しており、COVID-19の影響を受ける前から、厳しい生活を強いられています。

カドグリのマーケットの様子カドグリのマーケットの様子

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COVID-19による生活の変化と人々の声
-スーダンの首都ハルツーム-

スーダン現地駐在員 今中 航
2020年5月 7日 更新

世界中で瞬く間に拡大しているCOVID-19はここスーダンにもやってきました。5月6日現在、感染者は累計852人、死亡者数は49人に達しています。スーダンでの感染状況、政府の措置、そして街の様子や人々の声をお伝えします。

COVID-19感染者数の推移と政府の大胆な措置

日本政府の対応と比べてみても、スーダン政府の措置が早いことは明らかです。これはスーダンだけでなくアフリカ諸国に当てはまることですが、国内の医療水準(施設、器具、医者のレベル)を考慮した場合、感染爆発をどうしても防ぐ必要があるため、多くの国で早期の国境閉鎖、ロックダウンなど強硬的な措置が取られています。

日付スーダン政府の措置/出来事累計感染者累計死者数
3/12 スーダン国内で初めてのCOVID-19感染・死亡1名 1 1
3/14 全国の大学・学校の休校を発表(1か月) 1 1
3/17 空港の閉鎖、国境の閉鎖を発表(4月23日まで) 1 1
3/24 スーダン全土にて外出禁止開始(午後8時~翌午前6時) 3 1
3/31 外出禁止時間変更(午後6時~翌午前6時) 7 1
4/13 4月18日から首都ハルツームでのロックダウンを発表 (州を超える移動制限、必需品(野菜・パン・石油等)以外の店舗営業停止) 29 4
4/15 宗教省、モスクでの礼拝を禁止 32 5
4/18 ハルツームでロックダウン開始(午後1時~翌午前6時) 66 10
4/20 空港閉鎖を5月20日まで延長 92 12
5/5 一日の感染者数が初めて100名を突破 778 45

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