2007年11月の記事一覧
「包括和平協定」(Comprehensive Peace Agreement:略称CPA)とは、南部スーダンにおいてまさに憲法のようなもの。2005年1月にスーダンの北部(NCP:国民会議党)と南部(SPLM:スーダン人民解放運動)の両者がこの文書に合意し、22年に及ぶ内戦は終結しました。和平協定の中では、停戦後のスーダン統一暫定政府の構成メンバー(NCPが大統領を担当、SPLMが第一副首相を担当、等々)が規定され、南北の境界問題(油田は境界付近にある)の解決方法、石油収入の分配方法、南部における総選挙や独立の是非を問う国民投票のスケジュール等が決められています。さらに、スーダンの新しい国づくりが「自由、公正、平等」の精神に基づいて行われるべきことが高らかに謳われています。
私たちは家でお手伝いさんを雇っているが、前回話したような事情で、今雇っているジーンさんには辞めてもらうことにした。そこでナイロビへの出張から帰ってきた後、隣の家のお手伝いさんに誰か良い人いないかと聞く。