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南アフリカでの活動

困難な家庭環境にある子どもの支援

2021年4月23日 更新

  活動地はリンポポ州ベンベ郡です。 リンポポ州は、南アフリカ(以下、南ア)の中でも「貧困州」と位置づけられ、医療機関や公的なサポート体制が他州に比べて不足しています。 また、人の流出・移動が国内で最も多い州のひとつで、人口の70%以上が29歳以下という「若い州」であるがゆえに感染リスクが高いと言われています。

  貧困化にあり、日常生活で大人による保護が受けられない、困難な家庭環境にある子どもたちのために地元住民が運営する、2つのDrop In Center (以下DIC)の支援を実施しています。 活動は、母親たちがHIV陽性者や子どもたちのケアに携わる地域住民組織LMCC(Light of Mercy Community Care)と協働で行っています。

  これらを通じて、彼ら・彼女らが情報・知識を身につけ、考え、生きていくための道を自ら切り開く力をつけることで、世代を超えた感染拡大予防にアプローチすることを目指します。 また、青少年たちの活動が、DIC内で世代を超えてつながっていくための仕組みづくりとそのサポートをするためのDICのケア・ボランティア(村の母親たち)にも研修を提供します。 具体的な活動内容はこちらをご覧ください。

活動概要

事業地 南アフリカ共和国リンポポ州ベンベ郡ムペニ村(約2,000世帯)/ムペゴ村(約950世帯)
直接対象者 「センター」のケアボランティア20名、センターに通うOVC(青少年含む)約250名
事業実施期間 2019年4月~2023年3月(2019年度は4年間の一年目)
活動 (1)ケアに関する研修
(2)DICの活動プログラム研修
(3)青少年(11~24歳)のリーダーシップ育成研修
(4)食料確保のための菜園づくり研修

ケアに関する研修

  カウンセリングや救急法などを習得する研修を実施し、地域のケアサポート体制を強化していきます。 また村長やソーシャルワーカー、学校など、地域の関係者と協力して子どもたちが直面する課題を解決する方法も学びます。

DICの活動プログラム研修

  DICのケアボランティアが青少年活動を継続的に支援し、それが次世代に続いていくためのサポートをするための研修を行います。 研修では、DICを「面白く、通いたくなる」場とするため、ケアボランティアが、ゲームやスポーツを通じた学習方法、子どもたちの年齢に応じた活動プログラムづくりを学びます。

青少年(11~24歳)のリーダーシップ育成研修

  2村のDICに通う青少年らを対象に研修を実施、DICにおける日常的な活動を活性化させると同時に、彼ら・彼女らがお互いに協力し、学び合う「ピア・サポート」の体制を強化します。 具体的には、「スカウト」のプログラムをアレンジした研修として、リーダーシップ研修、人権に関する研修、ジェンダー研修、HIV/エイズに関する研修、チームワーク研修などを実施します。 また、青少年自らが、研修で得た知識を使ってHIV/エイズ予防などについて地域内で伝えていくための研修を実施します。

食料確保のための菜園づくり研修

  ケアボランティアおよび青少年が身近にある資源を用いて持続的に食べものをつくっていくための菜園研修を実施します。 ケアボランティアが自然農業による作物の育て方を学び、センターの敷地内に菜園をつくり、収穫物をDICで調理し、子どもたちの年齢に応じた活動プログラムづくりを学びます。

2019年度活動報告

  南アの各地には、エイズの影響を含めた保護者の不在、貧困など、困難な家庭環境にある子どもたち(Orphan and Vulnerable Children/孤児・脆弱な子ども、以下OVC)がいます。 彼らが学校帰りに立ち寄り、遊び、勉強しながら、必要なカウンセリングやサポートを受けられるように、公的な制度に基づき5~20代前半のOVCが通う「子どもケアセンター」(以下「センター」)が設立されています。

  センターは地域の女性たちを中心とした「ケアボランティア」によって運営されていますが、一方でケアボランティアの多くは研修を受ける機会もなく、OVCのケアに関する知識やスキルを持っていません。 JVCは2019年度、南アの中で「貧困州」とされるリンポポ州で、2村・2か所のセンターとの活動を開始しました。

  2019年度は、各センターの敷地で20名のケアボランティアを対象に、自然農法による菜園づくり研修を開始、20名全員が、身近にある自然資源を使い、お金をかけずに「年間を通じて継続的に作物を栽培することができる」技術を身につけました。 その結果、一つのセンターでは、栽培・収穫されたものを使って、不定期ではあるものの、約130名のOVCたちに給食を提供できるようになりました。 研修では、苗づくりと種子の採種や保存も学んだため、年度の後半からは、一部の作物について、自分たちで採種した種子を使って栽培をできるようになっています。

  また、ケアボランティア全員が自宅での菜園づくりを開始し、実践を深めています。 政府からの活動手当も滞るなか、菜園が生活の支えになっています。ケアボランティアたちの生活の安定は、OVCたちへの充実したケアにつながります。 今後は、年間を通じて給食を提供できるように栽培の技術を深めました。

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