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2014年1月 7日 【 在宅介護活動

在宅介護活動 ~一年間の振り返り 振り返りワークショップ1~

南アフリカ事業担当 渡辺 直子
2014年1月 7日 更新

在宅介護活動の振り返りの続きです。振り返りでは家庭訪問に続いてワークショップを行いました。ワークショップでは、それぞれの家庭訪問で見えてきたことの共有・話し合い、エイズ治療研修と救急法研修で学んだ内容の振り返り、日常生活や活動のなかで実際に使った情報や知識を共有しました。

人口呼吸の前にはまず気道を確保して・・・人口呼吸の前にはまず気道を確保して・・・

研修内容の振り返りは、「学んだ内容をとにかく思い出して書き出す」ことと救急法については「デモンストレーション(実践)」を通して行いました。学んだことをまずは覚えているのかどうかを見たかったためです。その結果、エイズ治療と救急法の両研修に関して「自分だったら二度の研修でまさかここまで覚えていられないわ」という量の情報がどんどん出されてきて、ボランティアさんたちの記憶力のすごさに舌を巻きました(自分が評価される立場でなくてよかった...)。

実際に使った情報や知識については、二度目のフォローアップ研修からまだ一ヶ月しか経っていないということもあり全員が使ったわけではないようでしたが、それでも多くのボランティアが事例をあげてくれました。

「患者(HIV陽性者)に、パートナーとエイズについて話し合って、パートナーにも検査に行くことを伝えることの大切さ伝えてみたところ、一人の患者(女性)が早速そのボーイフレンドに話して、彼も検査を受けたみたい。そうしたら陽性であることがわかったと言っていたわ。ARVを飲むことも可能になるわ」
「患者(HIV陽性者)には、ARVが体に合わなくても勝手に辞めないこと、辞めることの危険性と、まずは医者に行くことを伝えるようになりました」
「家族にてんかんの人がいるのだけど、これまでの対処法が間違っていたことがわかったから家族たちに正しい方法を教えたの」
「普段子どもたちだけで家にいるから、お菓子などをのどに詰まらせたときの対応を教えておいたわ」

などなどです。
人によって差はありますし、村ごとのレベルも少しずつ違うのですが、学んだことはちゃんと定着し、活かされているようです。デモンストレーションでも「あれ?こうだっけ」と迷いながらも、包帯の巻き方などを披露してくれました。

包帯がなくても身近にある布を使って骨折した腕を固定する方法。包帯がなくても身近にある布を使って骨折した腕を固定する方法。

振り返りのなかでは、二度研修を行ったことで知識の定着が図られたという発言が複数あり、フォローアップ研修の効果もうかがえましたし、一年目の活動としてはまずまずのスタートが切れたようです。それもこれも、熱心に研修に参加をしてくれたボランティアさんたちのおかげです。

それにしても・・今回の振り返りワークショップで驚いたことがもうひとつ。今回、ワークショップのファシリテーターを現地スタッフのドゥドゥにしてもらいましたが、ボランティアさんが間違えて答えようものなら「違いま~す!」と一喝、それに対してほとんどの場合正しい答えがわかっているか、迷ったときにも研修で配布された資料のどこを見ると答えが書いてあるのかを把握していました。正しい答えが出てくるまで笑顔や冗談をまじえながらも「これがわかってないと効果的な活動はできませ~ん」とギリギリと締め上げる(?)様子はさながら鬼トレーナーそのもの。ドゥドゥも研修をアレンジして参加しながら知識をつけているようで、彼女の記憶力もすばらしいものがあり、頼もしいかぎりです。

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