2013年9月の記事一覧
パートナー団体LMCCの運営するドロップ・インセンターで、地域の子どもたちのケアにあたるボランティアを対象に実施した「Pcychosocial Training(カウンセリング研修)」の修了証授与式を、8月29日に実施しました。
当初は、授与式を事業地の一つボドウェ村で実施する予定でしたが、研修を提供してくれた団体FAMASAから一本の電話が。
「今までいろんな研修をしてきたけど、こんなに一生懸命とりくんだグループははじめてだったの。何かスペシャルなことが、できないかしら?」 と。
2日間電話であ~だ、こ~だと相談した結果、FAMSAが事務所を置くザニーン(Tzaneen、JVC事業地から車で2時間ほど)に出向くことに。そして、そこまで行くのならと、FAMSAの紹介で近隣で菜園活動や地域の子どものための活動をしている団体を紹介してもらい、交流の機会も企画することになりました。
JVC南アフリカ事務所では、外部から研修講師などを呼ぶと、一度は事務所で夕食をともにする機会をもつのが恒例になっています。研修は一回だけではなく、そのあとのフォローアップも含め、講師のみなさんとは長いお付き合いになることも。仕事からちょっと離れてお互いを知り合ったり、情報交換をする場として、そしてお互いの食文化を知る場として、毎回好評を得ています。
この日は、カウンセリング研修を担当してくれたFAMSA(Families South Africa)のトレーナー3人が、事務所に遊びに来てくれました。「お箸を使ってみたい」「牛肉が食べられない」など事前のリクエストを聞いていたこの日のメニューは、ピーナツソースの棒棒鶏風サラダ、豚大根、チキンケバブ、なすとひよこ豆のカレー、ごはん。南アフリカでもポピュラーなカレーと、ちょっとした日本食も取り入れて、おもてなし。大根とサラダに使ったレタスは、パートナー団体LMCCの有機菜園で育ったものです。