2018年11月の記事一覧
11月13日未明、パレスチナ・ガザ地区の小児医療支援NGO「Ard El Insan(人間の大地、以下AEI)」代表のアドナーン医師が住むマンションが、イスラエル軍による空爆を受け全壊しました。
現地情勢は、11月11日にイスラエル軍がガザ内部で実施した軍事作戦により、ガザを実効支配するイスラム組織ハマースの軍事司令官など6名のパレスチナ人と1名のイスラエル兵士が死亡したことに端を発し、緊張が高まりました。その後12日より、ガザ側からはハマース等により460発のロケットがイスラエルに向けて発射され、イスラエル側もガザ内部の160箇所を空爆し(ニュースリンク)、双方で9名が死亡、50名以上が負傷しています(ニュースリンク)。13日夕方、エジプト等の仲介により停戦が成立していますが、依然として緊張状態が続いています。
こんにちは、エルサレム事務所の山村です。ガザで「帰還のための大行進」デモが始まってから、もうすぐ7か月になります。人々の暮らしは悪化する一方で、ガザの人たちは尊厳を奪われたまま、心身ともに苦しい生活を強いられています。
JVCが緊急支援を続けているワファ病院の事務局長・バスマンさんに行ったインタビューを共有いたします。
こんにちは、エルサレム事務所の山村です。今回もガザの人を紹介します。
このたび紹介するのは、JVCパレスチナ事業が毎年一部のサポーター様にお送りしているクリスマスカードの2018年版をデザインしてくれた、ガザ在住の大学生・ワラーさんです。
彼女は大学生である傍ら、「Piece of Palestine」という企業を通じて、彼女の絵が描かれたしおりを販売しています。そのセンス、色彩感覚、スケッチのスキルには定評があり、クリスマスカードが仕上がった際には、予想以上の仕上がりにJVCパレスチナ事業チームも一同驚きました。今回は、そんな彼女にクリスマスカードに込めた想いや、彼女の普段の姿について質問をさせていただきました。