2013年11月の記事一覧
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?パレスチナは短い秋が終わり、冬に入りつつあります。我が家(パレスチナの家は多くが石造りで天井が高いので寒い!)でも、防寒グッズを用意して、冬支度を始めています。
さて、東エルサレム学校地域保健事業では昨年度、東エルサレムの4つの学校で、「トレーナーのトレーニング(ToT)」という活動を実施してきました。この活動では、保健委員会の生徒たちを対し、学校の衛生環境の改善や、他の子どもたちの健康管理や救急処置、さらに健康教育もできるようになってもらうため、様々なスキルや知識を教えてきました。今年もまた、新たに4つの学校で、このToTのトレーニングを開始しました。
先週、そのうちの1校「マドラサ・バナート・アッラーム(アッラーム女学校)」を訪問し、ToTを受ける保健委員会のメンバーに会ってきました。この学校は、パレスチナ自治政府が運営する公立校で、分離壁によってエルサレムから切り離された「アッラーム(al Ram)」という地域にあります。
皆さん、こんにちは。
東京担当の並木が11月11日に現地便りに掲載した、ムハンマド・アッサーフについての記事にコメントしたところ、「せっかくですから今野さんもこのネタで書きましょうよー!笑」と返ってきたので、アラブ・アイドルをリアルタイムで見ていた隠れアッサーフ・ファンとして、何か書かざるをえなくなったエルサレム事務所の今野です。
さて、「ロケット」というニックネームを持つムハンマド・アッサーフには、多くの逸話があります。その1つに、次のようなものがあります。
彼は、アラブ・アイドルの最初のオーディションを受けに行った時、ガザ地区からなかなか出られず、当日エジプトの会場に着いた時にはすでに登録が終わっていました。ところが、アッサーフは壁を乗り越えて会場に侵入し、オーディションを受ける人たちの待合室で歌ったそうです。それを聞いたエジプト国籍のパレスチナ人男性が、「こいつは天才だ。俺が受けても受からないかもしれないけど、こいつだったら優勝するかもしれないぞ・・・」ということで、アッサーフに自分の登録番号を渡したそうです。だから、アッサーフが最初に歌った映像では、彼はエジプトのゼッケンをつけているというわけです。
皆さんこんにちは! パレスチナ事業担当の並木です。
突然ですが皆さん、最近パレスチナで老若男女の熱い視線を集めるパレスチナ人シンガーをご存知ですか?
今をときめくそのシンガーは、23歳のムハンマド・アッサーフ氏。
優勝を目指し中東のアマチュア歌手が競い合うレバノンの人気テレビ番組「アラブ・アイドル」で、今年見事優勝したイケメンシンガー。なんと、ガザ地区出身です。
この番組では投票制で優勝が決まるため、暮らす場所や宗教、政党が異なる沢山のパレスチナ人が「ムハンマド・アッサーフを支援しよう!」と呼びかけるキャンペーンを行ったそうです。
こんにちは!
パレスチナ事業・東京担当の並木です。
ところで皆さん、カメラはお好きですか?
私はカメラ好きの友人に相談しながら、現在一眼レフの勉強中。9月のパレスチナ出張の時も、もちろんカメラを連れて現地を歩きました。
さて、パレスチナの街中を撮影しようとすると、写真に映り込みたい人の多いこと多いこと!
こちらの写真は、シャワルマ(焼いた肉をそぎ切りにする料理)のサンドイッチ屋さんで「お肉撮っていい?」と訊いたところ、「おうおう、撮って行け!!」とウェルカムムードの店員さん。いや、普通にしてくれても良かったんですけれども...。笑