アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
  • JVC facebook
  • JVC twitter
  • イベントメルマガ配信中
  • 文字サイズ:大きく
  • 文字サイズ:中くらいに
  • 文字サイズ:小さく
JVC English website
未来を決める力をすべての人に! JVC futurePJ2021

応急処置講習:職業訓練校(ベイト・ハニーナ)

2008年1月23日 更新

今回、MRS(医療救援協会)の応急処置講習が行われた職業訓練校は、エルサレム北部、西岸の入り口のカランディア・チェックポイントのすぐ南側にあります。ラムジー先生による10回講習のうち、今日は3回目です。

いつも一人ひとりに語りかけるように話すラムジー先生いつも一人ひとりに語りかけるように話すラムジー先生

この学校で学ぶ生徒たちは大体16歳から18歳。自動車整備、建築、電子工学、電気通信学など、将来の仕事に直接生かすことのできる技術を学んでいます。日本の工業高校といったところでしょうか、やはり生徒はほとんどが男の子です。この応急処置講習には、特に機械などを使用した作業中に起こりうる事故に関する処置なども含まれています。生徒たちは上下の作業着のままで講習に参加。「ドクトール!ドクトール!」とラムジー先生へ質問を次々と投げかけ、ラムジー先生は1つずつ丁寧に答えていきます。

「パレスチナの技術開発、経済発展とその持続に貢献する」ことを目的としてできたこの学校は、Lutheran World Federation(ルーテル世界連盟)の支援により、50年以上前に始まりました。以前は西岸地区からも生徒が通っていましたが、西岸とエルサレムの間で建設が進む壁やチェックポイントにより、生徒にとっても先生にとっても通学・通勤が難しくなってしまったケースが少なくありません。そのため、この学校には寮設備もあります。6割以上の生徒が西岸のIDを保持し、半数以上の生徒が学校寮を利用しています。また、西岸のラマッラーにも分校ができました。

パレスチナの将来を担っていく若者たちパレスチナの将来を担っていく若者たち

「パレスチナ、特にエルサレムでは、大学を卒業しても安定した仕事を得るのはとても難しいのです。でも、セカンダリー(中学校)や早い時点で、『こんな仕事がしたい』という意思があるしっかりした子どもたちもいます。そんな子どもたちが、手に職をつけて将来を切り開いていけるよう応援したいのです。それがパレスチナの将来につながったら、それは素晴らしいことです」。と、担任の先生は講習を受ける子どもたちを見つめながら誇らしげに言いました。この学校の卒業生の就職率は、実に7割を超えます。

学外での社会活動やボランティアも積極的に行っています。学校の掲示板には、あるNGOから、オリーブの収穫に参加した生徒たちへのお礼状が貼られていました。また、この年代の子どもたちにとっての日常的なエンターテインメントの機会がエルサレムでは限られているため、生徒たち自身による音楽やスポーツのイベントも行われています。

講習は途中で休憩を挟んで行われました。「休憩は10分!お茶を飲むだけだぞ」。そう先生が叫びましたが、勢いよくグラウンドへと飛び出していった生徒たちはサッカーに熱中。結局休憩は20分に延び…思い切り楽しんできたようで、紅潮した顔で息を切らせながら戻って来た彼らの、子どものような笑顔が印象的でした。


この活動への寄付を受け付けています!

月500円からのマンスリー募金で支援する

今、日本全国で約2,000人の方がマンスリー募金でご協力くださっています。月500円からの支援に、ぜひご参加ください。

郵便局から募金する

郵便局に備え付けの振込用紙をご利用ください。

口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所

※振込用紙の通信欄に、支援したい活動名や国名をお書きください(「カンボジアの支援」など)。
※手数料のご負担をお願いしております。

JVCは認定NPO法人です。ご寄付により控除を受けられます(1万円の募金で3,200円が還付されます)。所得税控除に加え、東京・神奈川の方は住民税の控除も。詳しくはこちらをご覧ください。

遺産/遺贈寄付も受け付けています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

団体案内
JVCの取り組み
5ヵ国での活動
イベント/お知らせ
現地ブログ
あなたにできること
その他
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
〒110-8605 東京都台東区上野5-22-1 東鈴ビル4F 【地図】
TEL:03-3834-2388 FAX:03-3835-0519 E-mail:info@ngo-jvc.net