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ラオスMonthly report(2010年12月)

JVCラオス現地代表/農業農村開発担当 平野 将人 森林担当 グレン・ハント
2011年5月18日 更新

乾季SRI苗床作り、田植え

ピン郡、アサポン郡両方の行政から要請を受けてのSRI乾季作研修だが、11月のSRIについての説明と準備としての堆肥液肥研修に続き、12月は3村5家族を対象に苗床作りを実施し、うち2家族で田植えを行った。SRIは若い苗を1本ずつ植えるのが特徴だが、それゆえに苗床から本田に移す際にデリケートな処置が求めれらる。このため、プラスチックトレイを使った苗床作りを行った。また、今年は寒波がひどいため、竹ヒゴを使った苗のためのビニールハウス作りも行った。こういった技術は村人にとっては初めてのことであり、そのため研修を実施した。また、今回は16日苗と25日苗を比較したり、1本ではなく2本植えも行うなど、実験も行っている。結果によっては村人にとって実施のハードルを下げることができるのではないかと期待している。これらの中には農業チームリーダーが日本のアジア学院に留学した際に習得した技術も反映されている。そして月末にはアサポン郡の2村で田植えを実施。ピン郡の2村3家族は1月初旬を予定している。

一列に並んだ幼苗1本植えの田植え風景一列に並んだ幼苗1本植えの田植え風景

米銀行既存村米返却、新規村候補選定

11月に引き続き、今年度米銀行を実施した5村について、返却準備会議を行い、その後中旬より順次返却を始めた。返却準備会議では、活動を継続していくことの重要性、そして継続のための着実な返却の重要性について米銀行員会と共有し、その後委員会が村人に返却の重要性を話すというかたちを取った。村人が話し合って決めた回収日には、多くの村人が集まり、協力し合って米を米倉に収納していった。12月中にほぼ回収が済んだが、一部1月に持ち込まれた。実際の米の回収と合わせて、帳簿との照らし合わせなども、各村を巡回して進めた。同時に本年度実施の3村の調査もすすめた。昨年の5村は全て過去に米銀行実施経験のない村だったが、今回は経験のある村も視野に入れて選定した。そのため、過去の失敗体験から二の足を踏む村もあるなど、やや時間がかかり、12月中には2村が決定、あと1村について話し合いが続いている。

米の返却に集まった村人米の返却に集まった村人

ヤギ銀行

アサポン郡、ピン郡各郡の郡農林事務所との話し合いを実施し、地形的状況などから候補村をピックアップした。その後各村を廻って実施の意思確認などを行い、結果アサポン郡の1村、ピン郡の2村での3村13家族で実施することを決定した。

郡農林事務所での話し合い郡農林事務所での話し合い

家庭菜園研修続報

11月に続き、アサポン郡で2村、ピン郡では1村と1つの学校で堆肥液肥研修に続き、実施し、野菜種を配布した。家庭菜園実施家族は、合計で6村36家族と1校となった。学校菜園では先生と子どもたちがともに研修に参加し、校庭の一角に場所をとった菜園に、学年別に様々な野菜を植えることとなった。

先生と生徒、力を合わせての堆肥作り先生と生徒、力を合わせての堆肥作り

水支援/村人による井戸修理

9月、10月に行った井戸修理研修に参加した修理ボランティアが、各村で自主的修理を実施。ボランティアが村で調査を行い、故障している井戸があった際は、村人が必要な部品をJVCに連絡し、支援を受けて修理の作業自体は原則的に自分たちで行う、というかたちを取った。12月中には5村で5基が修理された。また、修理ボランティアには順次Tシャツが配布された。

故障の状態や必要な部品の聞き取りをするスタッフ故障の状態や必要な部品の聞き取りをするスタッフ

南部ネットワーク会議

12月の第2週に、森林チームはチャンパサック州のパクセーに行き、3回目となる南部ネットワーク会議に参加した。南部ネットワークは、ラオス南部で土地森林問題に取り組む5つの国際/ローカルNGOからなる緩やかなネットワークである。他の4団体の代表とともに、我々は2日間のワークショップを行い、それぞれの団体が、法律を活用して村人が土地と森林を守ることを支援する際、どのような手法を用いているのか、お互いの経験や学びを交換した。ワークショップの最後には、次の議長を選ぶ選挙も行われ、光栄にもペダワンが南部ネットワークの新議長に選出された。5月に次回の開催が予定されている。

会議の模様会議の模様

フィールド調査会議

南部ネットワークに続き、昨月から引き続き行われている、ラオス南部における産業植林に関する友好関係にある団体との合同リサーチについて、調査担当者会議を持った。フィールドでのデータ収集に残された時間はあと数ヶ月となり、調査担当者はこれまでの調査状況、これまでに分かったこと、これまでのデータ収集において有効と感じた手法について発表を行った。JVC側では、ホンケオが彼女が調査から学んだことについて発表を行った。

KD村魚保護地区掲示板作成

月末にはケンデーン村で魚保護地区の掲示板作成を行った。これは隣のKM村で我々がやはり魚の保護地区を設置したことに影響を受けてのことだった。ただし、この村はKM村とはことなり、以前よりあるエリアを魚保護地区とすることを口頭で合意し、自分たちで管理してきていた。しかし以前と比べると村人の行動範囲も大きくなってきており、近隣村にも周知徹底していくため、行政の承認を伴った正式な保護区とするための支援をJVCに申し入れていた。その一環として、規則を掲示板に書き記すこととなった。今後行政官を招いての正式な設置式も行われるだろう。

掲示板作成の様子掲示板作成の様子

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