2016年1月の記事一覧
農業チームの活動のひとつとして、食品加工トレーニングを実施しています。現在は6つの村の女性グループが食品加工に取り組んでいます。2011年にこの活動が始まって以来、現在では40種類ほどの加工品を生産できるようになりました。現在は、昨年12月に実施したバッタンバンへのスタディーツアーで新たに学んだ加工品の生産方法を、少しずつ村の女性グループへと伝えています。
カンボジア現地インターンを初めてから、早3ヶ月半が経ちました。平日は事務所と小学校や農場を行ったり来たりとせわしなく過ごしていますが、休日は、特になにをするでもなくゆっくりと過ごしています。10月と11月には大型連休があったこともあり、この3ヶ月半で4名のJVCスタッフの家に遊びに行くことができました。それぞれの家に特徴があり、おもしろいなと感じたので、これからスタッフの家を少しずつ紹介していきたいと思います。また時間のある時に、他のスタッフの家にもどんどん遊びに行きたいと画策中です。まず第一弾として、10月のプチュン・バン(カンボジアのお盆)の時にお世話になったソマッチの家を紹介したいと思います。
先日、プノンペンにあるJVC技術学校(自動車整備士養成学校)を初めて訪れました。1985年にJVCが自動車技術の訓練を始めましたが、今では政府管轄の2年制の技術学校となっています。現在は学生が200人、そのうち女性は20人ほどいるそうです。卒業後は自動車整備工場をはじめ、様々な工場や会社への就職がほぼ確実で、今までの卒業生は6000人にものぼります。
一年間の総まとめ
12月22日~25日にかけて、カンポット州にて年次会議を行いました。普段は家族の住む場所から離れてコンポンクデイに住み、仕事に励んでいるスタッフが多いので、リフレッシュの意味もこめて毎年開催場所を変えて会議を行っています。会議では、2015年度の報告と2016年度の計画を、農業チーム、環境教育チーム、総務会計、TRC、ドライバー、警備員など担当業務ごとに行いました。スタッフ同士で「ここがよくわからない」「もっとこうした方がいい」と質問や意見が出るなど、活発に議論が行われました。また、今後の目標や現在の課題などをひとりひとり順番に話しました。今後もJVCで働いて地域のために働きたい、もっともっと学んで自分自身を成長させたい、という前向きな意見や、JVCへの提案など、ひとりひとりの様々な考えを聞くことができました。
12月にVillage Clean Day(以下VCD)をサマキサンタピアップ小学校で行いました。自分たちの住む地域でごみを管理する必要性を知ってもらい、今後も自分たちでごみを管理し続けていってもらうことを目的として毎年このイベントを行っています。