2015年11月の記事一覧
10月10日~12日は、プチュン・バンでした。プチュン・バンとは、日本でいうお盆の時期のことで、カンボジアではお正月(4月)や水祭り(11月)と並んで最も大きなイベントの一つです。先祖の霊を祀って功徳を得ることが大きな目的ですが、家族や親戚が大勢集まって楽しむ良い機会ともなっています。JVCスタッフも皆それぞれの実家へ帰省していきました。
ミニアニバーサリー
まず、プチュン・バンが始まる前の1週間のうちのどこかで、お寺に行くのが普通だそう。JVCは朝7時半から出勤なのですが、私もスタッフと一緒に5時起きでお寺に行ってきました。スタッフのソポアンは、もっと早くに起きて、ご飯を炊き、おかずを作っていたのだとか。ご飯とおかずの他にも、スイカなどをもってお寺に行き、線香をあげ、お坊さんにお経を読んでもらい、自分たちの持ってきたご飯をお皿にあけてお坊さんが食事をする席に置いてきました。
小学校が始まりました
9月頃から始まった夏休みも終わり、11月の初めから新年度が始まり、小学校に児童たちが登校を始めました。JVCは、現在6校の小学校を対象として活動しており、それぞれの小学校にスタッフが頻繁に足を運んで活動をしているため、先生や児童ととても良い関係を築いています。そのため、小学校へ行くといつも先生も児童も笑顔で迎えてくれます。今日は、児童たちの学校生活を少し紹介したいと思います。
朝の楽しみ
まずは、朝から皆で学校の清掃をしていました。教室やトイレなどをきれいに掃除した後は、児童たちがお皿を持って校舎裏へダッシュ!何かと思い、私も一緒に走ってついていってみると、校舎裏で先生たちがお米を炊き、スープを作って待っていました。児童たちは持ってきたお皿に少しずつご飯を分け、校舎裏で仲良く座ってご飯を食べていました。
NGOフォーラムとは
10月8日に、NGOフォーラムが開催されました。NGOフォーラムは、シェムリアップ州チークラエン郡で活動するNGOが協力して地域にアプローチすることを目的として設立され、郡内で活動しているNGOが四半期に一度集まって情報交換をしています。JVCは2007年よりシェムリアップ州チークラエン郡コンポンクデイで活動しているので、現在、NGOフォーラムの一員となっています。