2014年9月の記事一覧
「シーシービー」という響きを聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?多くの方は日本のロックバンドを思い浮かべるのではないでしょうか。世代によってはパッと思い浮かばない方もおられるとは思いますが。実はJVCカンボジアにも「シーシービ―」と呼ばれる人たちが存在します。
Community Corporation Volunteer の頭文字を取って「CCV」。JVCの活動を手助けしてくれる農家のボランティアの方々のことをそう呼んでいます。JVCが活動している主要な6つの村から2人ないし1人がCCVのメンバーとなり、私たちの活動をサポートしてくれています。
照り付ける太陽の下、鍬で土を掘り起こす作業がこれほどまでに辛いとは。今週は、試験農場で飼料用のコーンを植える作業の手伝いをしました。私たちの試験農場では、牛や鶏などの家畜を飼っています。家畜を飼うに当たっては当然、餌(えさ)が必要になってくるわけですが、その餌を外から仕入れるのでは出費がかさむばかりです。
そこで、農場内のスペースを有効活用して家畜の餌を自分たちでまかなおうということで、飼料用のコーンを植えることになりました。
今週は2日間に渡って月例ミーティングが行われました。各スタッフがそれぞれ月ごとの仕事を振り返り、報告します。すべてカンボジア語で行われるミーティングにおいて自分はまだ蚊帳の外です。専門的な用語も頻繁に飛び交うミーティングはカンボジア語も出来ない、農業の知識もあまりない今の自分にはとても厳しい時間です。どれだけ必死に耳を傾けようとも分からないものは分からない。出来ることから少しずつ勉強していきながらインターンが終わるまでにはミーティングで意見が言えるようになるのが一つの目標です。
初めまして。今月からJVCのカンボジア現地インターンとして働いています、萩原大地と申します。現地に入ってまだ2週間ほどですが、少しずつ活動を始めています。
カンボジアには雨季と乾季があり、乾季は雨が全くと言っていいほど降らないために水が決定的に不足してしまいます。四季があり、年間を通じて雨が降る日本とは環境が大きく異なります。一年中水が得られないということはカンボジアにおいてひとつの大きな問題と考えられます。
そこで、JVCでは活動する村で希望する農家にため池や井戸を支援し、一年を通して水があることで農家にとってどういう影響があるのか、彼らの生活がどのように変わるのかを調査しています。現在の自分は、ため池を支援した農家を一軒一軒スタッフと共に回り、ため池の大きさやその周辺のデザインなどをスケッチして記録しています。