2013年5月の記事一覧
今日は、月に1度の会議を開催しています。まず、「資料情報センターミーティング」、続いて「プロジェクトミーティング」、最後に「オフィスミーティング」と続きます。各会議はカンボジア人スタッフの担当者と日本人が参加し、最後のオフィスミーティングだけ総務や会計、運転手や門番なども含めて全スタッフが参加します。最近プロジェクトスタッフを4名採用したので随分賑やかになりました。議論の時間はしっかり取りたいのですが、3つのミーティングで3日間かかってしまい集中力が徐々に無くなってしまうので、隔月開催も検討中です。1~2年前に入ったスタッフは、発言が多くなり貫禄も付いてくるなど、随分しっかりしてきました。それはもしかしたら、新人が入ったことも影響しているかもしれません。
議論の1つとして今回検討したのが、現在カンボジア政府が進めている、今後5年間(2014~2018年)の国家戦略開発計画(NSDP/ National Strategic Development Plan、詳しい情報はこちら(英語)) です。これはカンボジア政府の『四辺形戦略』を基本とする具体的な開発計画で、2003年発表のカンボジア・ミレニアム開発目標を目指すものです。現在、NGOなどの市民団体から意見を収集していることをスタッフに話したところ「是非やりたい」とJVCとして意見提出する方向で一致団結、英語が出来るスタッフが音頭を取り、農業と環境部門を検討することになりました。内容は今後詰めていきますが、話している彼らの顔を眺めていると逞しくなってきたことを実感します。
今回、日本・新潟から立正佼成会の皆さまがカンボジアを訪問されました。
短いブリーフィング後、現在レモングラスティーの取り組みを行っている女性農民グループと交流しました。計5人の女性農民が集まり、レモングラスの切り方と炒り方について説明した後、参加者の皆さんも一緒に作業を進めました。
レモングラスは、日本では園芸ショップで1株300円くらいで販売されていますが、カンボジアでは気候が合うためか、どこにでも生えている植物の1つで、見かけは大きな長ネギのようです。ティーにするため、レモングラスの白い根の部分は薄切りに細かく切り、緑の葉の部分は3センチ間隔でぶつ切りにし、切った後は香りを出すために軽く炒ります。炒る時に用いるのは炭をおこした大きな七輪です。