2009年6月の記事一覧
研修を実施する前には、事前に研修があることをきちんと農家に伝えなければいけません。また、研修後にはどれくらいの人が研修で習ったことを始めたか、確認していかなければいけません。しかしカンボジア人スタッフは基本的に1人10村弱を担当しているので、1村1村丁寧に見るというのはなかなか難しいことです。
研修を実施する前には、事前に研修があることをきちんと農家に伝えなければいけません。また、研修後にはどれくらいの人が研修で習ったことを始めたか、確認していかなければいけません。しかしカンボジア人スタッフは基本的に1人10村弱を担当しているので、1村1村丁寧に見るというのはなかなか難しいことです。
今年の生態系に配慮した農業による生計改善プロジェクト(通称CLEAN)の課題の一つに、「行政との連携」があります。第9号のメールマガジンでお伝えした「コミューン評議会への活動報告会」もその課題を解決するための活動の一つです。その活動報告会で「幼苗一本植え(SRI)の研修をもっと実施して欲しい。そのためにコミューンのメンバーも協力したい」との声があったので、6月17日にサンヴァイコミューンの集会所の隣の田んぼでSRIを行いました。参加者はコミューン評議会のメンバー、各村の村長、高校の先生と生徒たち、そして近隣の農家の人たち、合わせて60名ほどの人が参加しました。
神奈川県出身。幼少期をバングラデシュ、小学生時代をシンガポールで過ごす。小さな頃から世界の民族や文化の多様さに惹きこまれ、「世界中のどこでも自分の技術で生活できるように」と美容師免許を取得。その後、飢餓や紛争などの問題を報道を通して見るうちに、「何かできることはないのか」と思うようになり、2013年JVCインターンに応募、広報インターンとなる。14年より職員となり収益事業担当を経て、15年3月より広報担当。17年12月よりカンボジアに駐在、18年11月より現職。東南アジアのジリジリした暑さと、開放的な雰囲気が大好き。「EXPAT by クーリエ・ジャポン」でもブログを執筆中!
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