
4月はカンボジアのお正月でした。お正月前には、お正月に備え飾りや花を買う人、売る人たちの姿が市場で目立ちました。
また普段は村ではあまり目にしない、おしゃれな格好をした若者たちもいます。きっと勉強するためにどこかの都市で一人暮らしをしている若者がお正月を前に帰ってきたのだと思われます。

ところで、カンボジアは年が何時に明けるかは毎年異なるそうです。
新しい干支の天使(テヴァダー)が空から降りてくると年が明けるらしいのですが、その時間が毎年異なるようです。
ちなみに今年は4月14日の深夜1:30分頃だったそうです(一昨年は確かお昼の3時頃だった気がします)。
そういえば、花火がそのあたりに上がったような音がしました(最近はお祝い事の日に川沿いで花火が上がります)。

私はというと、コンポンソム(シハヌークビル)という海のある町へ行きました。
海岸に行ってびっくりしたのが、駐車場に停まっている車の台数の多さと人の混みぐあい。
カンボジア人は、新年は実家にみんなで集まって過ごすのが通例だったようですが、最近の特にお金持ちの家族は、観光地に出かけ、休暇を楽しむようになってきたようです。
そして、またその停まっている車のすごいこと。レクサス、ランドクルーザー、ハマー、ベンツなど高級な車のデパートでした。
正月が明け、シェムリアップの活動地へ行くと、トンレサップ湖周辺で収穫を終えた乾季米がトラックでタイ方面へ次々と運ばれていくのを目にしました。
タイへ運ばれるかどうかはよく分かりませんが、スタッフ曰く「タイへの輸出用だ」といっていました。

これからは雨季米の田植え準備が始まります。今年は4月にも多少雨が降っているせいか、1回目の田起を済ました田んぼがよく目に入ります。
今年は雨が順調に降ってくれると良いですが、こればかりはどうなるのか、誰にも予想できません。