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村で料理コンテスト!〜安全で栄養のある食事〜

JVCカンボジア現地代表 米倉 雪子
2007年11月22日 更新

JVCは今、アンコールワットなどの遺跡があるシェムリアップ県東部で、農家が安全で栄養のある食料を十分に確保できることをめざし、家庭菜園を勧めています。どうしたら栄養に関して村の人たちに関心をもってもらえるだろう?スタッフは、知恵をしぼる毎日です。

カンダール県の村で活動をしていた時、栄養研修をすると、お母さんたちの家庭菜園への関心が高まり、実際に試す人が増えた経験があります。栄養について楽しく学びつつ、広く村の人にも関心を持ってもらえるよう、そこの村で、料理コンテストも行ないました。

そこで、この経験を生かし、シェムリアップ県でも、夏から秋にかけ、トー・ティア村、サングケ村、カンポング・マカック村で、1回ずつ、料理コンテストを行ないました。

男性も料理チームに参加。料理の時に気をつけた点を発表します。男性も料理チームに参加。料理の時に気をつけた点を発表します。

栄養研修は、村の人がふだん食べている食物について、字が読めない人にもわかりやすいよう絵カードを使って、スタッフが説明していきます。内容は、三大栄養素、元気で健康でいるための栄養、食の安全、衛生について、調理の仕方、などです。そして、自分は食べ物をどこから手にいれているか、を考えます。大きく分けると、(1)外から買う、(2)農産物を育てる、(3)香草・魚・小動物など自然から採取する、です。それから、それぞれの利点と難点を話し合います。たとえば「買う」とお金はかかるけど、簡単にすぐ手に入ります。自分で「育てる」と、お金は要らないし安全だし庭先にあって便利だけど、育てる手間と時間がかかります。「自然から採取」は、お金も要らず安全だけど、最近、森が遠くなり採取するのが大変です。こうして話しあい、料理つくりに参加することで、農家の人たちが食の栄養や安全について関心を持ち、自分で育てるために農業研修に参加したり、実際に実践したりすることにつながれば、料理コンテストを行なった意義があるといえます。

村の人も三々五々集ってきて、料理チームの発表に聞き入ります。村の人も三々五々集ってきて、料理チームの発表に聞き入ります。

(前列の右端の2人がJVCのネアリーとロット)

料理コンテスト参加希望者には事前にグループをつくってもらい、異なるお料理をつくってもらいます。村の人も、皆が楽しく集っているお祭りムードに誘われて集ってきます。そして皆で試食をし、先に学んだ栄養面から見てどうか、食の確保の仕方から見てどうかなどを評価します。

カンボジアの家庭料理は野菜や香草もふんだんに使います。カンボジアの家庭料理は野菜や香草もふんだんに使います。
コンテストで料理を競った3つのグループ。男性も参加!コンテストで料理を競った3つのグループ。男性も参加!

こうして料理コンテストを行なった村で、後日、家庭菜園(栄養菜園)研修を行います。家庭菜園研修でも、食の安全や栄養面を考えると、市場から野菜を買うより自分で多種類の野菜をつくることが、健康にも良い事などを復習します。こうして、理解を深めてから、家庭菜園の研修に入ります。
 
スタッフは、まず村の人が「関心」をもつ⇒「理解」を深める⇒学んだことを「実践」してみる⇒生活が「変化(改善)」すると順を追うことが、人々の「行動の変化」につながるのではないかと考え、日々知恵をしぼり、工夫を重ねて、活動をしているのです。

生態系に配慮した農業による家族経営農家の生計改善[Community Livelihood Improvement through Ecological Agriculture and Natural Resource Management(CLEAN)]の概要
JVCは、2006年6月から、シェムリアップ県東部チークレン郡20村で、農業研修を行いながら状況調査を行ない、2007年4月から2010年3月までの計画で、CLEANプロジェクトを始めました。 現在、同県のソトニコム郡も含め、8集合村35村で、活動しています。 地域の生態系に配慮した農業や自然資源の活用、相互扶助活動などによって、対象地域の家族経営農家の生計が向上することを、めざしています。 今年度は、農家が自分の住む地域の状況を把握し、生活の改善に必要なことは何かを考え、生活の基盤である、稲作、養鶏、家庭菜園、堆肥作り、植林などの研修を受け、各世帯が食料を確保し、生計を改善することを促進しています。


あなたのサポートが村を変える。

約1000円で、農薬や化学肥料を使わずに収穫を上げられる米作り(幼苗一本植え:SRI)や家庭菜園などの研修と訪問指導を、1家族が1ヶ月、受けることができます。

■募金はお近くの郵便局から
  口座番号: 00190−9−27495  加入者名: JVC東京事務所
  通信欄に「カンボジア」とご明記ください。
  ※募金の20%以内をJVC全体の管理費に充てさせていただきます。


この活動への寄付を受け付けています!

月500円からのマンスリー募金で支援する

今、日本全国で約2,000人の方がマンスリー募金でご協力くださっています。月500円からの支援に、ぜひご参加ください。

郵便局から募金する

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口座番号: 00190-9-27495
加入者名: JVC東京事務所

※振込用紙の通信欄に、支援したい活動名や国名をお書きください(「カンボジアの支援」など)。
※手数料のご負担をお願いしております。

JVCは認定NPO法人です。ご寄付により控除を受けられます(1万円の募金で3,200円が還付されます)。所得税控除に加え、東京・神奈川の方は住民税の控除も。詳しくはこちらをご覧ください。

遺産/遺贈寄付も受け付けています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

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