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豊かなアフガニスタン①宝石 ラピス・ラズリ

アフガニスタン事業ボランティア 白川 麻子
2020年1月28日 更新

アフガニスタンは紛争や貧困など厳しいイメージが先行しがちかもしれませんが、実はあまり知られていないとても豊かな側面を持つ国でもあります。アフガニスタンには豊富な鉱脈があると言われており、特に世界最古と言われる宝石、ラピス・ラズリは、アフガニスタンで採掘される石で、この国の美しさを象徴するものの一つでしょう。今回のブログではこのラピス・ラズリに迫ってみたいと思います。

ラピス(Lapis)はラテン語で"石"を、ラズリ(Lazuli)はペルシャ語で"群青の空の色"を意味します。思わず吸い込まれてしまいそうな鮮やかな青で、とても神秘的です。産地は、アフガニスタン北東部に位置するバダフシャーン州にあるサリ・サング鉱山です。ラピス・ラズリはアフガニスタン以外の国でも採れますが、現在でも、この鉱山の産出量が最も多いと言われています

古代エジプトやメソポタミア文明の発掘品の中に発見されたことから、紀元前3000年頃には、発見されていたと考えられています。以降、シルクロードを通じて東西へと運ばれ、古代から現代に至るまで様々な用途で用いられています。特に、金と青のコントラストが印象的なツタンカーメン王の黄金のマスクは有名です。ネックレスやブレスレットなど装飾として使われることもあります。また、スピリチュアルなパワーを持つという民間信仰があり、宗教的な儀式を行うための道具としても用いられています。また、17世紀のオランダの画家・フェルメールが使用して有名になったフェルメール・ブルーとも呼ばれる青色もまた、ラピス・ラズリです。

日本とのつながりも深く、あの『瑠璃色』と呼ばれる色はラピス・ラズリの色のことを指します。ラピス・ラズリはシルクロードを渡って日本に伝来し、瑠璃という名で親しまれてきました。聖徳太子も身につけていたようです。瑠璃は仏教の七法の一つとされ、8、9世紀には、真言宗の空海が守護石としていたと言われています。ラピス・ラズリは現代では『パワーストーン』として販売しているところも多いようですね。アフガニスタンから産まれたラピス・ラズリ。時代や場所を超えて多くの人々を魅了し続けています。

出典(写真も):Wikipedia

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