
どうして自分自身を大切にするのかって?決まってるじゃないか、私の人生は私のためだけにあるんじゃない。私を頼りにしている家族がいっぱいいる。朝起きた時も、夜眠りにつく時も、みんないつもいっしょさ。今日あったこと、これから先の夢、子どもたちが私に話してくれるよ。
ほかの子には、「僕のお父さんは僕にプレゼントをくれる、お菓子だってくれる。色んな場所にも連れて行ってくれるし」って自慢しているね。父親の私が思うよりずっとたくさんのことを。
もし私がいなくなったら、誰がみんなの問いかけに応えられるだろう。誰が助けてあげられるのだろう。きっとこんな思いが人間を動かしている。私も自分自身を大切にしよう。人生は美しい(Life is beautiful)。
サビルラ・メムラワル
(翻訳・竹村謙一)
- この記事を書いた人のプロフィール
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サビルラー・メムラワル
アフガニスタン事業副代表1976年生まれ、ナンガルハル県のメムラ村出身。娘1人息子3人がおり、親族30人を超える大家族で住んでいる。80年代のアフガニスタンでの内戦中、難民となってパキスタンに移住。パキスタンのNGOや会社等で労務管理の職を経て、2004年にアフガニスタンに帰還しJVCに参加。2016年より副代表に。 また、JVCも加盟団体となっているアフガニスタンの全国NGOのネットワークである”ACBAR”(加盟団体数136)の運営委員も務めている。
竹村 謙一
英語ボランティアチーム宮城県仙台市出身。実験物理学者として長年高圧研究に携わった。各国の研究者と交流してきた経験から、退職後も国際的な仕事に関わりたいと思い、2015年度JVCアフガニスタン事業インターンとして働く。2016年度にはJVC英語ボランティアチームを立ち上げ、翻訳作業や英語サイトの記事編集を行っている。週末の野菜栽培とリコーダー演奏が趣味。
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