2013年2月の記事一覧
2月の初旬、JVCアフガニスタン事業では現地・ジャララバード事務所から3名のスタッフを招聘しました。それに合わせて外部に向けた報告会を開催し、約50名が、現在治安維持を担う外国軍が撤退する「2014年」が迫るアフガニスタンの政治や暮らしへの影響、不安や希望といった現地の思いに熱心に聞き入りました。今回は、その報告会に参加したアフガニスタンボランティアチームのメンバーからのご報告です。
現地スタッフ報告会レポート
執筆:JVCアフガニスタンボランティアチーム・山村順子イベント
"アフガニスタンこれからどうなる?!
~外国軍撤退期限が迫る現地から~"
日時:2013年2月6日(水)
場所:早稲田奉仕園大会議室
報告者:サビルラ・メムラワル
(JVCアフガニスタン事務所 治安・総務担当)
モハメッド・シャプール・サフィ
(JVCアフガニスタン事務所 診療所運営担当)
アブドゥル・ワハーブ
(JVCアフガニスタン事務所 地域保健医療担当)
気温もかなり低く雨も降るという悪天候にも拘らず、沢山の方に足を運んでいただくことができ、日本にこんなにアフガニスタンに関心を持っている人がいたのかと驚くほどでした。 東京スタッフによる開会のあいさつが終わると、日本のアフガ二スタン事業担当スタッフのプレゼンも交え、治安状況(サビルラさん)、現場の行政の動き(シャプールさん)、村の人々(ワハーブさん)に報告をしていただきました。
現地スタッフの三人と、日本人からの報告も、事業の説明やフィードバックのみならず、現在のアフガニスタンの治安やこれから改善していくべきこと、アフガニスタンの将来に関して国民が思っていることなど、多岐にわたりました。現地スタッフの視点からアフガニスタンのことを聞ける滅多にない貴重な機会であったこともあり、質疑応答では取り上げきれないほど多くの質問が出ました。