2012年10月の記事一覧
本日(滞在5日目)は現地スタッフ・サビルラさんのお宅に招待されました。私は知らなかったのですが、実はアフガニスタンにも、≪おもてなしの文化≫というものがあり、お客さんはとても丁重に歓迎されるようです。お茶の文化や、室内で靴をぬいだり床に座ったり、アフガニスタンと日本は意外に似ているところもあるんですね。
さて、アフガン人の家庭にお呼ばれされるのは、私にとって初めての経験です。アフガニスタンの文化では、女性客は家の奥まで入って家族の女性や子供たちに会えるのですが、男性客はゲストルームに通されるため、男女は別々におもてなしを受けます。男性たちがどのような会を繰り広げているのか若干気になりながら、私は、西さんと由子さんとともに、家の中に通してもらいました。
本日の出張レポートは、2002年12月から2007年の5月まで、アフガニスタンと日本を行き来しながら事業を担当してきたスタッフの谷山由子さんが書いてくれました。
いつも感情的にならず紳士的な教育支援担当のアジマールは、活動の打ち合わせで私から質問攻めにあっても表情ひとつ変えず、二歩も三歩も引き気味になって私の言いたいことを聞き、それから譲歩した自分の意見を言うところがあります。
今回の出張で、その彼が本当にやりたいことをやれているのか聞いてみたくなり、滞在2日目の昨日さっそくミーティングをもってその思いを聞いてみました。すると、これまで学校でやってきた中で一番大事だと思っているのは、中高生対象の"応急手当"トレーニングだと語ってくれました。