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洪水が発生

アフガニスタン事務所総務担当 西 和泉
2007年7月20日 更新

6月中旬からJVCのジャララバード事務所の手伝いをしている西和泉です。昨年9月から他のNGOのジャララバード事務所で働いていましたが、伴侶である西愛子がこの5月からJVCジャララバード事務所で働くことになり、私の事情もあって、当事務所のお世話になることになりました。よろしくお願いします。

前回の通信から期間が空き申し訳ありませんでしたが、アフガニスタンからの通信を再開しますのでご愛読ください。

今、JVCジャララバード事務所の活動の中心は、街中から車で1時間ほど北東にあるゴレーク村にある診療所の運営と周辺村の出張診療です。

このゴレーク診療所は近隣の8ヶ村を受け持っていますが、北側にヒンズークシの雪解け水を集めて流れる大河クナール川が流れています。ちなみにクナール川はジャララバ−ド近郊でカーブル川に合流し、パキスタンに入ってインダス川に合流します。今年のクナール川は冬の降雪に恵まれたせいか春以来雪解け水で増水していました。それに加えて上流部で短時間ですが降雨があって、さらに増水し、一部地域が洪水に見舞われました。これには森林の乱伐で山に保水力がなくなっていることも影響しているとか。

農地のほとんどが洪水の被害を受けたカチャラ村農地のほとんどが洪水の被害を受けたカチャラ村

JVCの診療所の活動地でもあるカチャラ村でも堤防が決壊し、村の半分ほどが冠水してしまいました。今のところ人命にかかわる被害の報告はありませんが、病気の発生なども懸念されます。冠水地の多くが農地であり、作物への被害も心配されるところです。

今回の洪水では、すでに7つの州で被害が報告されており、ただでさえ食糧の確保が困難な中、何とか短期間で水が引いてほしいところです。

洪水のために山道を歩いて診療所に通う職員。洪水のために山道を歩いて診療所に通う職員。

JVCは、診療所への道が寸断される中、徒歩や公共交通を使って移動し、男性スタッフのみで診療所の活動を行い、女性スタッフは洪水地区の手前にあるターラーン村やコティ村での出張診療を続けています。

今後も各スタッフが引き続きプロジェクトや近隣の人々の生活をお伝えしますので、皆さんの意見や質問などもお寄せください。


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