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【23】6月24日:五重苦、六重苦の工業高校

震災支援担当 楢崎 知行
2011年7月11日 更新

 体育館で授業 南相馬市南部の小高工業高校は警区域内にあり、生徒たちは県内の五つの高校をサテライト校として分かれて勉強しています。約半数が通う、相馬市の相馬東高校を訪ね、先生にお話しを聞きました。

相馬東高校では、二つある体育館の一つを高さ2メートル弱の板で仕切って、六つの教室を作って授業をしていました。仕切は薄く、天井もありませんから、となりの教室の声は筒抜けです。本来なら各学年4学科があり、別々の授業ですが、ここでは各学年2クラスで、学科別の授業ができていません。さらに、工業高校の特色は豊富な実習や実験の授業ですが、普通高校の相馬東高校では、まったく行われていません。

部活動もあまりできていません。学校が五つに分かれているうえ、サテライト校の設備が限られています。しかも、スクールバスの時間が早いからです。一年生はほとんど入部していないそうです。話を聞いた先生は「部活も、実習もない高校生活なんて」と憤っていました。

就職も頭の痛い問題です。普段の年なら200社くらいある求人が、原発事故や津波の影響で、今年は10分の1の20社だそうです。私の訪ねた日、3年生たちは、就職に向けての4泊5日の合同研修会に行っていました。写真の空きスペースは、3年生の教室です。

原発から30キロ圏には、県立高校が8つと、私立高校と養護学校がひとつずつあります。そのすべての高校が小高工業高校と似た状況にあると思われます。

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