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ラオスの村訪問 【後編】

11期インターン 宮田 敬子
2009年8月21日 更新

8月5,6日、JVCラオス現地スタッフ、東京スタッフの方々とプロジェクト地の村に同行させていただきました。

森林の減少はどの村にとっても深刻な問題です。村人と食事をした際、とても驚きました。調味料以外は全て自給なのです。鶏も野菜も全てその村で採れたものです。たけのこ、キノコ、食べられる葉物、カエル、それらは森があってこその自然資源なのです。タイではここまで自給を出来ている村人は多くありません。食糧を供給する森林が減少するということは食糧の減少に繋がるということなのです。そうなれば、年中野菜を栽培するか(時期によっては野菜を作っています)、行商人が村へ来て食料を販売するということになっていくかもしれません。また、森林から採れる薬草によって村人の健康が保たれている面もあるのです。

自分たちが持っている自然資源は何なのか、それを生かせるのか、保全できるのか、それを村人自身が考えるためにJVCのスタッフはフードカレンダーという手法を使っていました。時期によって採れる自然資源は違う、それが増加しているのか減少しているのか、何故増減するのか、それをスタッフが聞いていく中で村人自身が自分たちの抱えている問題に気付いていき、どうやって解決できるのかを模索していきます。「〜が無いので〜が出来ない、支援して」という構造を作り出してしまっては村人が主体のものではなくなってしまうとスタッフの方は言っていました。

村のお寺で話し合いは行われました村のお寺で話し合いは行われました

電気、水道がなかったのですが、村自体は決して「貧しい」という印象は受けませんでした。しかし、村人は米不足、森林減少に伴う自然資源の減少、家畜の病気、水不足の問題、病気の問題など様々な問題を抱えています。それらの大部分は外部によってもたらされたものです。問題はさらに深刻なものになっていくのでしょう。外部の影響受けない生活を送ることは難しい時代なのかもしれません。しかし、自給していける村が成り立つのであれば、世界が注目する農村に成りえるのかもしれません。

JVCラオスの活動が都市へ流れ込む若い世代に良い影響を与えていくことを望んでいます。今回受け入れてくださったJVCラオスの方々、良い経験となりました。本当に有難うございました。


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