アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
  • JVC facebook
  • JVC twitter
  • イベントメルマガ配信中
  • 文字サイズ:大きく
  • 文字サイズ:中くらいに
  • 文字サイズ:小さく
JVC English website

いよいよ米作り

11期インターン 宮田 敬子
2009年6月 2日 更新

雨の降り続いた合間の晴れ渡った日、カオデーン農園ではいよいよ米作りの始まりです。昨年は田植えから米作りを体験させてもらいましたが、今年は苗作りから見ることが出来るのでウキウキ気分で田んぼに向かいます。

先日、デーンさんが先に用意した苗が何度かの強い雨にさらされましたが、何とか生き延びているみたいです。やはり苗作りから自然との闘いのはじまりです。デーンさんはいつも雨が降るのか心配しながら空を見ています。

今日はデーンさんの叔父さんがトラクターで耕起をしてくれ、そのあとに泥を平らにするために切り取ってきたバナナの樹を引いていきました。その様子はまるで人間が水牛になったようです。

 ■バナナの樹で土を平らに均しています ■バナナの樹で土を平らに均しています

水牛といえばデーンさんはそろそろ水牛で耕起をしようと計画中です。それにはデーンさんともう一人、水牛が使える人が必要だそうです。水牛は一度きちんと訓練したら後は簡単に使いこなせるらしいです。

トラクターが登場する前のイサーンでは水牛を使って耕起していましたが、現在ではトラクターに取って代わられました。水牛での耕起は時間がとてもかかるらしいですが、時間の流れ方が今とは違っていたのかもしれません。水牛が田んぼの中をゆっくりと歩く姿を見るのが待ち遠しいです。

さて、話は苗作りに戻ります。籾を3日間ほど水に浸しておくと、籾から小さな白い芽が出てきます。

 ■発芽した籾 ■発芽した籾

この小さな芽があの黄金色に輝く稲穂となるのです。発芽した籾を田んぼに手で満遍なく蒔いていきます。これが私には難しく、遠くに投げたつもりでしたが足元にたくさんの籾が落ちているのをデーンさんに注意されました。

 籾をこれから蒔いていきます 籾をこれから蒔いていきます

苗作りの際にはどのくらいの土地にどのくらいの苗を作って、どのくらいの面積に田植えをするかを考えなくてはなりません。また、一年間自分たちが食べていく分を計算し、日照りや雨が降りすぎて稲がダメになることも頭に入れておかなくてはならないのです。

私には全くと言っていいほどわかりませんが、それは経験なんだとデーンさんは言いました。経験豊富な農家は籾の量を見ただけでそれらのことが分かるそうです。

あとは自然次第です。今年は雨が多いのか少ないのかを知ることはもちろん不可能です。全て自然に任せて苗の成長を待つのみです。香り米、赤米、もち米、黒もち米、この4種類のお米が今年のカオデーン農園で食べられることとなるでしょう。

今年は昨年よりも米の収量が上がりますように。


第11期インターン・2年目(2009年度) の記事一覧:こちらもぜひお読みください

更新日タイトル
2009年7月28日 更新精米の一日
2009年7月28日 更新コバヤシ登場
2009年7月 7日 更新カオデーン農園、再び
2009年7月 7日 更新住み分けと成長力
2009年6月26日 更新田植えの始まり
2009年6月 2日 更新いよいよ米作り
2009年5月27日 更新生命力
2009年5月22日 更新新たなるスタート
2009年12月21日 更新命を育てることの難しさ
2009年11月26日 更新生きていることの平等さ

Facebook コメント

団体案内
JVCの取り組み
11ヵ国での活動
イベント/お知らせ
現地ブログ
あなたにできること
その他
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F 【地図】
TEL:03-3834-2388 FAX:03-3835-0519 E-mail:info@ngo-jvc.net