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現地ブログ from スーダン

スーダン日記

スーダン駐在の今井が、日本ではほとんど知られていないスーダンの情報をお伝えします。

【トイレの穴を掘ろう】
トイレの穴を掘ろう(1)

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年6月30日 更新

乾季も半ばにさしかかり、いよいよ暑くなってきた2月。南コルドファン州、カドグリの郊外に私たちが100戸の避難民向け住居を建設して、半年が経とうとしています。

南スーダン、ジュバ再訪(2)
―車両整備士養成、卒業生との再会

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年6月30日 更新
前回より続く)

今回のジュバ訪問の目的のひとつは、数年前に私たちの職業訓練に参加した、元避難民の若者たちの近況を訪ねることでした。

20年以上も続いたスーダン内戦が終結し、希望にあふれていた十年前。誰も、ふたたび内戦の日々が来るとは想像していなかったでしょう。当時、難民キャンプから南スーダンに戻ってきた若者たちに職業訓練の機会を提供するため、私たちは自動車整備工場の運営を始めました。2006年のことです。それから2009年末まで、2期の研修コースを実施し、合計32名の卒業生を送り出しました。

南スーダン、ジュバ再訪(1)
―強盗、狂乱物価、そして自衛隊

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年6月27日 更新

「気を付けろ。ここはもう、以前のジュバじゃない」
ビタレさんは、真顔で私にそう言いました。
「ひとりで外を歩かないこと。ボダボダにも乗らず、必ずクルマで移動すること」

7年前に住んでいたジュバでは、何もかも自由でした。「何もかも」は言い過ぎですが、昼間であれば自由に歩きまわり、乗り合いバスに揺られ、急ぎの時にはボダボダと呼ばれるオートバイのタクシーをつかまえていました。
しかし、今は違うのです。

前回より続く)

秒読みに入った統一政府の樹立

統一政府樹立の障害となった二つの大きな理由のうち、28州分割については前回に書きました。

もうひとつの理由は首都ジュバ「非武装化」の遅れです。といっても完全に非武装にするという意味ではなく、和平合意によれば、政府軍がジュバから25キロ圏外に撤退し、それに代わって、政府と反政府派の双方の兵士によって構成される「首都警備隊」が配置され、治安維持にあたることになっています。

しかし、3月になっても政府軍のジュバからの撤退が完了しません。反政府派は「これでは統一政府には参加できない」と言い続けてきました。

こうして、本来は1月が期限だった統一政府の樹立は遅れに遅れ、3月も後半になると「和平合意は既に破綻したのでは」という声も聞かれるようになりました。

しかし、4月に入って事態が動きました。
28州の問題が解決されたわけでなく、政府軍の撤退も完全には終わっていないようですが、反政府派は「首都警備隊」を構成する部隊をジュバに派遣。そして、リーダーである元副大統領リアク・マチャルのジュバ入りがついに秒読みに入っています。

ジュバ到着後、リアク・マチャルは副大統領としての職務を開始し、これをもって統一政府が動き出すことになります。

「駆け付け警護」など、自衛隊への新たな任務の付与を可能にする安全保障法制が3月29日に施行されました。

その前後、日本の新聞社や雑誌社から、メールや国際電話で私に取材がありました。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されている自衛隊が、任務拡大の最初の対象になると予想されるため、南スーダンの現在の状況はどうなのかという質問です。

「いま、南スーダンでは内戦がますます激しくなって、たいへん危険な状態になっているのではないかと思うのですが...」
記者さんは、だいたいそう尋ねてこられます。
「いや、そんなこともないですよ」
私がそう答えると、
「ええっ?」
皆さん、ここで面食らうというか、少々驚かれるようです。
「そっ、そうなんですか?」

避難民住居の新設(7)オクラの季節と新しい生活

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年4月25日 更新

前回から続く)

日本人がオクラを食べることを話すと、たいていのスーダン人は少し驚きます。トマトやニンジン、キュウリなどと違ってオクラには「スーダンの食べ物」というイメージを持っているからでしょう。調べてみるとオクラの原産地はアフリカ北東部。まさにこのあたりがオクラの「ふるさと」なのです。

避難民住居の新設(6)お引越し騒動

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年4月25日 更新
前回から続く)

「タイーブ、トラックはまだ到着しないのか?」
「いま到着したところだ、アドラン。心配するな。家財道具の積み込みも始まっている」

避難民住居の新設(5)神さまの子どもたち

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年4月21日 更新

前回から続く)

雨季の晴れ間に、暑い日差しが戻ってきました。あちこちの家の裏庭で、伸び盛りのソルガム(イネ科の作物。この地方の主食)の葉が緑色に輝いています。 JVCスタッフを乗せたクルマは、カドグリ市街地を東に抜けてガルドゥッドと呼ばれる地区に入ってきました。小さな教会を過ぎて右に折れると、未舗装のガタガタ道の両脇にレンガ造りの家々が続いています。  
ここは、この何十年かの間に村落部から州都カドグリに移ってきた人々によって形成された郊外の住宅地です。中心部にはモスクがありますが、教会もあるところを見ると、キリスト教徒が多い村々からやって来た人々も住んでいるのでしょう。4年前に紛争が始まってからは、同じ出身村の人びとを頼って多くの避難民が押し寄せ、この地区に吸収されました。

避難民住居の新設(4)入居者はどうやって選ぶ?

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年4月21日 更新
前回から続く)

JVCが新しく建設した100戸の避難民用住居。その入居者は、どうやって選んだのでしょうか? カドグリ周辺には何千家族もの避難民が住んでいると言われます。100家族を選ぶのは至難のワザ、のように思われます。

避難民住居の新設(3)写真で見る建設工事

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年1月21日 更新

前回から続く)

今回の「現地便り」は、避難民住居100戸の着工から完成までの様子を、写真でご紹介します。

1.レンガ造り

避難民住居100戸に必要なレンガは、なんと約14万個。工事に間に合わせるため、3か月前の2015年2月には発注しました。
カドグリ周辺には、品質の良い粘土と十分な水がある場所を選んで、「カミーナ」と呼ばれるレンガ製造場が散在しています。何か所かのカミーナが手分けして私たちのレンガ造りを行いました。

【1】粘土の採取【1】粘土の採取
【2】粘土を木の枠で成型し、乾燥させます。写真は、JVCの専門家がサイズをチェックしているところ【2】粘土を木の枠で成型し、乾燥させます。写真は、JVCの専門家がサイズをチェックしているところ
【3】乾燥させたレンガを大量に積み上げ粘土で密閉して窯を作ります。薪をくべて何日間も燃やし続けます【3】乾燥させたレンガを大量に積み上げ粘土で密閉して窯を作ります。薪をくべて何日間も燃やし続けます
【4】火を止めて窯を冷ました後、まわりの粘土を崩すと中から赤く焼きあがったレンガが出てきました【4】火を止めて窯を冷ました後、まわりの粘土を崩すと中から赤く焼きあがったレンガが出てきました

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