アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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現地ブログ from 南アフリカ

南アフリカ通信

南アフリカ駐在スタッフが、現地での活動の様子をお伝えします。

いくつになっても、テストは苦手!?

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年9月11日 更新

活動準備が、8月下旬にさしかかり、すこしずつ本格化してきました。9月に実施予定のHIV/エイズ治療法に関する研修を前に、参加予定者全員を対象に、事前説明会とテストを実施しました。

この研修は、英語でTretment Literacy Trainingと呼ばれ、直訳すると「治療法能力研修」を意味します。ただし、リテラシーという言葉が使われているように、ただ、どのような治療をすればいいのかということを学ぶだけではなく、人体の仕組みを理解し、HIVウィルスがどのように体内に侵入し、感染するのか。また、治療薬がHIVの感染プロセスをどのように食い止め、どのような働きをするのか。その仕組みをきちんと学びます。そうすることで、JVCが支援している訪問介護のボランティアたちが、知識を患者のケアに応用し、HIV/エイズ予防や治療に役立ててもらうことを目的としています。

意外な発見~村の食物自給率

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年9月 4日 更新

南アフリカでは、農村地域においても、自ら耕す土地を持っていない人が多く、主食のパップを作るためのメイズ(とうもろこし)粉でさえも、市販のものを現金で購入している人がほとんどです。現金収入も少ない村では、食費の支出が家計に重くのしかかります。JVCが活動する地域でも、同様だと考えていました。

縁があり、栄養に関する調査を専門とする日本の大学の先生が、この日、JVCの事業地にやってきました。彼らは、人びとが暮らす自然環境からどのような栄養を得ているのか、その循環について調査をしているそうです。

すでにラオス、パプアニューギニアで調査を行ってきたそうで、これらの地域では昆虫を食する習慣があるため、南アフリカでの調査地も、同様に昆虫を食べる文化のある地域を探していたところ、ヴェンベ郡が候補にあがったそうです。この地域は、夏が来ると、とくにモパニ・ウォームというモパニという木に住む昆虫を好んで食べます。

簡単な聞き取り調査のために、JVCのパートナー団体の活動する1つの村で、家庭菜園などの活動を積極的に行っている年配の人たちに集まってもらい、1日に何回食事をとるのか、何を食べているのかなどについて、話しを聞いていました。

ネルソン・マンデラの誕生日に寄せて

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年7月25日 更新

先週7月18日は、ネルソン・マンデラの94歳の誕生日でした。さすがに、「南アフリカの父」のお誕生日。数日前から、TV、新聞、ラジオ...どこもマンデラ一色。さらに、数年前からこの日は、『ネルソン・マンデラ・デー』として国際的にも祝われるようになっています。マンデラ氏が南アフリカの民主化のために闘った67年間を祝って、この日に67分間のボランティア活動を行うことが、南アフリカ国内でも、国際的にも奨励されています。

ネルソン・マンデラ・デーの日のトップ記事ネルソン・マンデラ・デーの日のトップ記事

タウンシップの悩み

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年7月 6日 更新

JVCが活動するリンポポ州ベンベ郡の周辺9つの村のうち、ひとつはタウンシップを含みます。南アフリカで一般的に『タウンシップ』というと、ソウェトなど、アパルトヘイト(人種隔離)政策下で、都市周辺に設置された黒人強制居住区のことを思い浮かべますが、ここでは通称RDPハウスの立ち並ぶ、貧困層向けに作られた比較的新しいコミュニティを指します。RDPハウスとは、政府の復興計画(RDP=Re-development Plan)の下、貧困層向けに建設された家のことを言います。

南ア事務所お引越し パート2

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年7月 6日 更新

ベンベ郡に新しい事務所がようやく開設されました。

プロジェクト地からは、車で30~40分。リンポポ州で3番目に大きい街、マカド(旧名:ルイス・トリハード)に事務所を構えることになりました。以前は、事業を実施する村の中に、プロジェクト担当の日本人が住み込んでいましたが、通信や交通の便、またパートナー団体との距離感などを考慮して、少し離れた中心街に事務所をもつことにしました。

公立病院での長い一日(のおまけ)

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年6月20日 更新

長~~い一日を過ごした、エリム病院の待合室

廊下のすみで採血の担当をしていた看護師さんが、なにやら筆箱をもって待合室の患者さんをまわっています。コンドームでも配ってるのかな?と思ってみると、筆箱には、チョコレート、ガム、あめなどがぎっしり。1つ、1ランド(約12円)で売っているとのこと。すでに、お昼時間を過ぎて、お腹のすいてくるタイミング。うまい!では、私も、ひとつください...。半分以上の患者さんが購入してました。

公立病院の看護師さんのサイドビジネス。
ちゃかりしてるなぁ。

公立病院での長い一日

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年6月20日 更新

さて、昨日(5月27日)受け取った紹介状を持って、今日は活動地域に住む歩行困難な14歳の女の子を連れて、病院へ。公共交通を使っての移動が難しいということで、付き添いを頼まれ、車で送り迎えを引き受けました。昼くらいまでに終わるからと言われていたけど、まさか・・・。家を出たのは朝6:30。帰宅したのは19:00過ぎでした。以下、公立医療システムのめんどくささを垣間見れる一日の、一部始終です。

南ア事務所お引越し パート1

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年6月20日 更新

JVCは、2005年から継続して南アフリカ北部リンポポ州でHIV/エイズに関する活動をおこなっています。以前は、州の中央部に位置するカプリコーン群を中心に活動していましたが、今年から北部ベンベ郡に活動の拠点を移します。そのため、今までカプリコーンで借りていた事務所をお引越し。荷物を引き取りにいきました。

南アフリカ、リンポポ州。Capricorn郡→Vhembe郡。車で約1時間半の移動。南アフリカ、リンポポ州。Capricorn郡→Vhembe郡。車で約1時間半の移動。

母親を亡くす、というリスク

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年5月30日 更新

先日の14歳の男の子に続き、今日は14歳の女の子のお話しです。

LMCCはその活動の一環として、Drop-In Center(ドロップイン・センター)、日本の学童クラブのようなものを運営し、放課後に、特に家庭が貧しかったり、問題を抱えている子どもたちに食事やあそび場を提供しています。

そのセンターに昨年11月から通っている、14歳の女の子がいます。しっかりとした表情が賢そうな印象の彼女。しかし、最近はセンターに着くとずーっと泣いていて、2週間ほど前からは、歩くのが困難になり、学校に通わなくなってしまったということ。急きょ、クリニック(コミュニティにある政府運営の診療所)に連れていき、診察を受けることになりました。

子どもたちの選択

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年5月30日 更新

先週、訪問介護のボランティアについて5つの村をまわりました。その際、ボランティアでは手に負えないケースがある場合には、その後の対応がLMCC(JVC現地パートナー)のマネージャーに相談されます。多くの場合は、家庭内では処理できず、コニュミティや、子どもが関与する場合は学校などのサポートを要するケースです。

私が、先週の訪問で一番はじめに出会った、14歳、HIV陽性者の男の子。見た目はどう見ても、8~9歳。話す声も弱々しく、目を合わせて会話することもありません。母親が数年前に原因不明の病で死亡し、今は中学校に通う姉と2人で暮らしています。

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