アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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現地ブログ from 南アフリカ

南アフリカ通信

南アフリカ事業担当渡辺が、現地での活動の様子をお伝えします。

経理担当職員の退職、最後のお仕事は・・

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年7月29日 更新

今年1月に入ったばかりの経理担当職員アルバートが、6ヵ月で退職しました。といっても、なんと公認会計士になるための奨学金に選ばれてのこと。全国で25名、リンポポ州からはたった一人だけ選出されたそう。

南アフリカでは、歴史的に教育の機会が限られていたことや、今でも高額な学費が理由で、未だに黒人の公認会計士は数百人程度しかいないと言われています。彼の掴んだチャンスは、本当に人生を大きく変えるもの。これから4年間、首都プレトリアの大学で、家族と離れて勉強に励むことになります。

お隣ナミビアで大干ばつ、10万人の子どもが栄養不良に陥る危機

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年7月29日 更新

一つの国に暮らす3分の1をもの人に影響を与えるような惨事でも、なかなかニュースにはならない。日本でもあまり報道されていないようですが、ここ南アフリカのニュースでもあまり取り上げられていません。

南アフリカの隣国ナミビアで、30年ぶりの大干ばつに襲われ、国民の3分の1にのぼる78万人が食料不足に、10万人以上の子どもが栄養不良に陥る危機にあるという。ナミビア政府はすでに5月の段階で緊急事態宣言を出していたが、十分な支援が集まっていない。

ナミビアは90年に南アフリカから独立。人口200万人。農業は主要な産業ではないが、国民の約30%が自給農業に頼って暮らしていると言われている。ダイアモンドなどの鉱山資源が豊富ではあるが、国民の4分の1が貧困層。

ロイターの記事はこちらです。
Northern Namibia suffers worst drought in 30 years

季節のおべんとう

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年6月19日 更新
お米と鶏肉。日曜日はお米を食べる家庭が多く、その残りだそうお米と鶏肉。日曜日はお米を食べる家庭が多く、その残りだそう

今日は、今週からはじまる子どもの世帯調査にむけたミーティング。
ドロップイン・センターのボランティアが一同に集まり、調査内容を確認し、家庭を訪問するとき、質問をするときの注意事項などを話し合いました。

9:00からはじまったミーティング。11:00を過ぎて休憩をとると、みんなそそくさに木陰に消えていきます。着いて行ってみると、おべんとうを広げて少し早いお昼を楽しんでいました。そこでちょっと覗き見。

季節の味「アボパン」

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年6月18日 更新

JVCが活動するリンポポ州は、フルーツの産地としても有名。

とくに南東地域は「Doll」など大手企業の委託農場も立ち並びます。
私たちが事務所を置くベンベ地域は東南部に比べ雨量が少ないものも、どの村でもさまざまな果樹が季節ごとに実をつけます。

顔サイズのアボカドもころがってる顔サイズのアボカドもころがってる

6月は、一番待ち望んでいるシーズン!
それは、アボカドの季節です。
この時期マーケットでもアボカドは10個で約200円ほどで買えます。事業地に行けば、木の下に熟れたアボカドがごろごろ落ちていて、「いくらでも持って行っていいよ」と言われ、お土産に、困ってしまうほど持たされることも。

アボパンは、アボカドをパンですくうだけ!アボパンは、アボカドをパンですくうだけ!

そしてこの季節、村で出される昼食の定番は「アボパン」。食パンにアボカドを塗り付けていただきます。日本の私たちにとってはなんて贅沢!こちらでは、普段安いマーガリンをパンに塗って食べることが多いので、栄養化を考えても抜群!同時に、「今日は研修にくる交通費が手元になくて、朝道端でアボカドを売ってから来た」という話しを聞くことも。貴重な収入源にもなっているのですね。

このあとも、オレンジ、パパイヤ、ライチ、マンゴーと、嬉しい季節のフルーツが続きます。

JVC南アは、バースデーラッシュ

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年6月11日 更新

5/2、6/4、7/2と、3名のJVC南ア事務所スタッフの誕生日が続きます。

Make a wish!Make a wish!

5月は、今年から新しく加わった経理担当のアルバート君の29歳の誕生日。近所で有名なゲストハウスに、みんなでランチに出かけました。
月次会計報告の提出日と重なり、お昼時間過ぎまで修正作業が続いたこの日。やっと終わったと思ったらなんの説明もないまま、「じゃ、これから出かけるからついてきて」と言われ、移動中車の中で不安気だったアルバート。到着してサプライズを明かすと、「誕生日を外で祝ってもらうのは初めて」と照れくさそうでした。

あなたは何月生まれ?

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年6月10日 更新
中には自分の誕生日がわからず、兄弟、友達に聞く子も中には自分の誕生日がわからず、兄弟、友達に聞く子も

4月中に、ヒャンガナニ村のドロップイン・センター(※注)の敷地内で行った家庭菜園研修。今日は、その際に子どもたちと一緒に植えた野菜や果樹のお世話をする担当を決める日です。

子どもたちを3つのグループに分けよう、というところまではすんなり決まったものの、どうやって分ける?かでしばらくスタック。けっきょく、私の提案で子どもたちを誕生日月ごとに分けて、グループ化していくことにしました。

【ARV(エイズ治療薬)】
1錠でいい。ARVに大きな変化(2)

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年6月 3日 更新

前回記事に書いた、1錠ですむARV(エイズ治療薬)が、4月1日から南アフリカの公的医療施設でも解禁になりました。

保健局の人に聞いたところ「リンポポ州を含め、9州全てで同時に配布がはじまっている」とのこと。

さっそく、活動地の患者さんに確認してみたところ、「私はもらえなかったけど、妊娠中のお母さんや子どもたちはすでに1錠のARVが配られているよ」と教えてくれました。

この教えてくれたおばあちゃん、以前は朝に1錠服用しなくてはいけない薬を、朝夕のんでいて、訪問介護のボランティアが薬の袋を分けるなど工夫して、数ヵ月かかって正しく服用できるようになった人。ボランティアさんは、1錠になったらまた混乱しないか、少し心配していました。

リンポポ州に行き渡るまでは時間がかかるかと思ったのに、意外な早さ。早く多くに人に行き渡るようになるといいですね。

南アのゴシップ誌にも、1錠のARVがはじまった広告が一面で。南アのゴシップ誌にも、1錠のARVがはじまった広告が一面で。
1錠でいい。ARVに大きな変化(1)へ

【ARV(エイズ治療薬)】
1錠でいい。ARVに大きな変化(1)

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年6月 3日 更新

5月19日

昨日、1錠のみの服用ですむARV(エイズ治療薬)の配布がケニアではじまったとのニュースが飛び込んできました。

ARVは通常、2~3種類以上の薬を組み合わせて服用しなくてはいけません。それぞれ違う機能をもち、HIVウィルスを抑制します。しかし、複数のピルをのどに通さなくてはいけないことから、毎日かかさずにARVを服用する妨げになることがあります。

JVCの活動地でも、薬が複雑なことから服用をやめてしまった患者もいますし、訪問介護のボランティアの中にも、薬の組み合わせをなかなか理解できない人が多くいます。

ARVが1錠ですめば、継続してARV服用できる人が増える可能性が高く、大きな進展です。

これが南アフリカで、使えるようになるのは?
専門家にきいたところ、2013年の4月から、政府系のクリニックでの使用が予定されているそうです!ただし、多くの場合は東ケープ州から試行されるそう。なにかと、後回しになることが多いリンポポ州にも、早く届くといいけど・・。

南アフリカで使われているさまざまなARV。手前左から3種類が、多くの患者が最初にのむ組み合わせ南アフリカで使われているさまざまなARV。手前左から3種類が、多くの患者が最初にのむ組み合わせ

1錠でいい。ARVに大きな変化(2)に続く

不安が自信に。ボランティアである意味を見つめ直す研修

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年5月15日 更新
絵やストーリーを書くことを通して、学ぶ場面も絵やストーリーを書くことを通して、学ぶ場面も

3月18~22日にかけて、ドロップ・インセンターにて地域の子どもたちのケアにあたるボランティアを対象に、「Psychosocial Training(カウンセリング研修)」を実施しました。

「Psychosocial」は直訳すると「心理社会的な」。

生活環境や、置かれている社会状況によって影響される心の状態のことを指します。人は、単体である時と集団にある時には違った感じ方をし、それに伴って行動も変わってきますよね。

今回の研修では、5日間の前半は、日々さまざまな課題を抱える子どもたちに直面し、葛藤しながら活動を続ける子どもケアボランティアたちにフォーカスを当て、ボランティアたちが自分を見つめ直すことからはじます。

「なぜ、ボランティアをはじめたの?」「あなたにとって、地域の子どもたちはどんな存在?」という問いかけに応え、自らをコミュニティにおいてどんな存在として捉えているのかを考えていきました。

「研修の1日目が終わってから、自宅でなんで自分はボランティア活動をするのかを家族と話したの。初めて理解してもらえた気がしたわ」という声も聞かれ、改めてボランティア活動が地域を支える上でどんなに重要かを再確認することができたようです。

アフリカサッカー事情 ~Beat at Africa's Feet!

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2013年2月 8日 更新
スタジアムも大盛り上がり!スタジアムも大盛り上がり!

1月19日~2月10日の日程で、アフリカ・ネイションズ・カップ(Africa Cup of Nations)が南アフリカで開催され、2010年のワールドカップ以来の盛り上がりを見せています。

毎年行われるアフリカ最大のこのサッカー大会。今年はリビアがホスト国でしたが、内戦の影響で、ホスト国が急遽、ワールドカップのホスト経験もある南アフリカに変更になりました。急な変更だったこともあり、大会がはじまるまでは、盛り上がりに欠けていましたが、はじまると同時にチケットも続々売り切れ。各国の応援団も集まり、連日テレビも街中もサッカー一色です。

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