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現地ブログ from パレスチナ

パレスチナ最新情報

パレスチナ駐在の山村が、ガザ地区の様子やエルサレムでの暮らしをお届します。

1月19日(土)、エルサレム旧市街の南側に位置するシルワーン地区で、東エルサレム事業の一環である救急救命法(以下、FA(ファーストエイド))講習会に同行しました。この日の講習会は、地域社会施設「ニブラース・アルクッズ」で夕方4時から開催されました。

旧市街の南に広がるシルワーン地区旧市街の南に広がるシルワーン地区

シルワーン地区には、ユダヤ人が集住する西エルサレムとも、聖地のイメージとも全く異なるエルサレムの姿があります。狭く舗装のはがれた道路の真ん中に置かれた巨大な鉄のゴミ箱からはゴミが溢れかえり、信号がないため十字路では渋滞で車が溢れ、街灯もないため弱弱しく光る家の明かりが唯一の道しるべとなっています。

煌々と街灯が光り、ゴミも落ちておらず、信号もあり、家の光もずっと明るいユダヤ人居住地区と同じ、エルサレム市内とは思えないほどです。これが、イスラエルによって「永遠の首都」と宣言されながら、西エルサレムと同程度の行政サービスは提供されず、イスラエル資本を頂点とするエルサレム地域経済の最底辺に置かれ、貧困率も高い東エルサレムのパレスチナ人居住区の典型的な姿です。

2012年11月21日に停戦を迎えてから、ガザでは日常生活に戻ろうとする人々の意思が強く作用して急速に町に活気が戻っています。JVCが支援するガザ市の栄養失調予防プロジェクトも11月の遅れを取り戻すかのように活発な活動が再開され、JVCガザ事業現地調整員の私も、12月には3度、1月に2度ガザを訪れて、現地の活動の視察を続けています。パートナーNGOのAEI(Ard El Insan:人間の大地)スタッフも、紛争の時の疲れが嘘のように、日々元気に活動しています。今実施している活動のいくつかの活動を紹介します。

【東エルサレム・保健指導】
エルサレムの難民キャンプでの救急救命講習

パレスチナ現地代表 今野 泰三
2013年1月24日 更新
シュアファート難民キャンプの様子。今野撮影シュアファート難民キャンプの様子。
今野撮影

エルサレムに唯一ある難民キャンプ、シュアファート難民キャンプの地域社会施設「パレスチナの子どもたちのためのセンター」で開催された、救急救命法(以下、FA=ファーストエイド)の講習会に同行してきました。

今日は、全21時間の救急救命講習の第1回目で、キャンプ内の学校・幼稚園の先生や地域社会施設の職員など総勢20名ほどの女性が参加しました。参加者はみな積極的で、次から次に質問の出る活発な講習会となりました。

東京で下記のワークショップが開催されます。下記のワークショップだけでなく、1月11日から24日にかけて、日本各地で講演会・勉強会が開催されます(チラシ裏面を参照ください)。著名な学者と市民活動家を招へいした今回の一連のイベントは、「アラブの春」以降のパレスチナ/イスラエルでの和平の行方を知るとともに、パレスチナ/イスラエルと日本の市民社会が協働していく方法を考える良い機会にもなると思います。ぜひご参加くださいませ。

新年あけましておめでとうございます。さて、大阪で下記のイベントが開催されます。今後の和平の行方を知るとともに、イスラエルと日本の市民社会が協働していく方法を考える良い機会にもなると思いますので、ぜひご参加ください。

以下、イベント情報です。

11月21日に結ばれたガザ紛争の停戦合意から2週間以上が過ぎました。停戦後、それまで毎月行われていたイスラエル軍による暗殺も起きておらず、またガザ側からのイスラエルへのミサイル発射もなく、現地は急速に平常な状態に戻っています。そして、この間パレスチナの国連オブザーバー国家承認という歴史的瞬間もありました。しかし、ガザの人々に降りかかる目の前の問題が消えるわけではありません。私は停戦後2回ガザに入りましたが、被害の全容が明らかになってきているので、お伝えします。

2012年11日29日、国際連合総会にて、パレスチナが国連の「オブザーバー機構」から「オブザーバー国家」へと格上げされることが承認されました。賛成138カ国(フランス、イタリア、中国など)、反対9カ国(イスラエル、米国、カナダなど)、棄権41カ国(英国、ドイツなど)でした。日本政府は、今回の決議では賛成票を投じました。

今回の紛争で空爆を受けたガザの建物(2012年11月 金子撮影)今回の紛争で空爆を受けたガザの建物(2012年11月 金子撮影)

ガザ地区でもガザ紛争の開始(現地時間11月8日)以降、これまで対立関係にあった2大党派のハマースとファタハが協調姿勢の方向に歩み寄っており、昨日(11月29日)もガザ市ではファタハなどの支持者が集まって国家承認への支持を表明するデモを開催していました。これまでガザ地区ではファタハの政治運動は厳しく制限されていましたが、昨日はファタハの支持者たちが満載のバスに乗ってうれしそうにファタハの旗を振りながらデモに向かっていました。

来日したこともあるパレスチナ人権センターのラジ・スラーニさんは昨日、今回のガザ紛争はイスラエルの政治・軍事・諜報面での失敗であると同時に、ガザ地区でのファタハ、ハマース、イスラーム聖戦運動など各党派の和解を進めるきっかけになったことから、紛争が始まった11月8日は「大きな歴史の転換点として記憶されるだろう」とおっしゃっていました。

停戦後ガザ入りして3日目の今日は、JVCのガザ事業「子どもの栄養失調予防事業」の事業地の一つ、ガザ市トゥッファーハを見てきました。普段この地域で活動するボランティアさんのヘクマッドとマハ、AEI地域保健員のハイファも一緒でした。昨日の記事に引き続き、今日見聞きしたことをお伝えしたいと思います。

昨日25日(日)、停戦後初めてガザ地区に入りました。JVCのプロジェクトを一緒に行っている現地パートナーNGOのAEI(人間の大地)スタッフと、この停戦をいち早く対面して祝いたかったし、また事業地への被害をいち早く調査して、何が必要か、JVCとして何ができるのかをいち早く見極めるのは大切だと思いました。また、人々に会って悲しみや喜びを共有することは、ガザで事業を担当する者として当然だ、と思いました。

この戦闘が続いていた間毎日電話していたアマルを含めたAEIスタッフと会って無事を祝い、またガザ市内で破壊された自治政府の建物、銀行、メディアのビルなどを見て回りました。全体として破壊されたビルの数は少ない印象ですが、一つ一つのビルに大切な物、思い出、また大切な人がいたことを思うと、その現実が重く肩にのりかかりました。

そして、26日の今日は、JVCのガザ事業:「子どもの栄養失調予防事業」の事業地の一つ、ゼイトゥーンを見てきました。この便りでは、私が見聞きしたものを一つ一つお伝えしようと思います。

パレスチナのネット新聞「シャーシャ・ニュース」が、JVCとパレスチナ医療救援協会(PMRS/MRS)が東エルサレムにて実施中の学校・地域保健事業について報道しました。

本事業はすでにパレスチナ・ニュースの11月5日付記事ディンヤ・アル・ワタン紙の11月13日付記事で紹介されており、それに続く3つ目の地元での報道となります。

シャーシャ・ニュースに東エルサレム事業の記事が掲載されたのは11月13日でしたが、その後のガザ・イスラエル情勢の悪化に伴い、本記事のご紹介が遅くなりました。

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