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アンマン紀行 〜 ヨルダンのパレスチナ人

パレスチナ 佐藤 真紀
2002年8月 1日 更新

ご存知のようにヨルダン人口の50〜70%はパレスチナ人とも言われている。UNRWAの情報では160万人のパレスチナ難民がヨルダンにいて、これはヨルダン人口の33.6%に値する。ヨルダンでは、パレスチナ難民ほぼ全員にヨルダン国籍を与えているので、国連のサービスに加えてヨルダン政府のサービスも受けている。ヨルダン政府がパレスチナ難民を強く支援していることを強調することが、この国の安定に繋がるというわけだ。

ヨルダン政府の窓口、広報担当のサミール氏は、「まず始めに、ヨルダン政府とイスラエル政府はお互いの国として認め合い友好関係にあることを知っていただきたい。パレスチナの人々には同情しますし、政府としてもできる限りの援助をしたいと思います。ただし援軍をおくるとかの軍事支援は一切行っていません」という。難民キャンプを訪問する際には政府の許可がいるとのことだ。

レターを書いてもらい、バカーキャンプを見学することになった。バカーキャンプは1968年に設立され、約80,000人が暮らしている。難民キャンプ内の事務所について、担当の人に見たいものを説明する。「医療関係も、教育関係も残念ながら人がいません。明日の朝もう一度、パレスチナ難民部に連絡をとってください」という。「せめて、キャンプ内を歩きたいのですが」というも「本部に言ってくれ」をただ繰り返すだけだった。友人に会うのさえも許可がいるのだというのだ。

親米の国王とパレスチナ難民の心のずれはかなり大きくなっている。お金で(おそらくはアメリカ政府の援助?)パレスチナを支援しても、気持ちとして納得の行かないパレスチナ人もたくさんいる。私たちも、それ以上の興味を覚えるわけでもなく、この暑さ故、帰って昼寝でもしたほうがましだと思って退散した。

アンマン市内アンマン市内

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