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パレスチナ緊急レポート 第18弾

パレスチナ 佐藤 真紀
2002年5月12日 更新

ベツレヘムへ! part.1

昨日イスラエル軍はベツレヘムから撤退した。JVC緊急救援チームは早速、ベツレヘムの医療情況調査に出かけた。

撤退したとは言うもののチェックポイントには戦車が8両とまっており、仰々しい雰囲気は変わらない。しかし兵士たちもいつもとは違ってリラックスしているようだ。簡単にチェックポイントを通過する。外出禁止令が解けたというのに通りは思ったよりひっそりとしていた。パレスチナ人は、イスラエル兵を追い出したという元気も無かった。街中に行くとそれでも多くの人たちが買い物へやってきていた。

尺八の音色をチェックされる井下医師。井下医師は、平和のメッセージを込めて尺八を吹く。尺八の音色をチェックされる井下医師。井下医師は、平和のメッセージを込めて尺八を吹く。

私たちはフセイン病院で人工透析に関する調査を終えた後、聖誕教会を見に行くことにした。教会に向かう道路は戦車のキャタピラの跡がくっきりと残っている。駐車してあった車は破壊されてぐしゃぐしゃにつぶれている。商店のいくつかはガラスが割られ泥棒に入られている。そのほとんどは兵士が取っていったという。教会の内部は、既に立てこもっていた人たちが出た後だったので、関係者が中を片付けていた。床にベンジンをまいて掃除しているので匂いで頭が痛くなる。

ピースセンター

教会の広場に面したピースセンターは僕たちにとってもいろんなイベントで使用したので思い出の場所だった。イスラエル兵が陣取っていたために損傷がひどい。責任者のミッチェルさんも一ヶ月ぶりにやってきて中をみて驚いたという。ベイトジブリンの子どもたちが歌って踊ったステージにも、ガラスが割れ、弾痕が残る。そして薬きょうの山。ステージにはお湯を入れて今まさに食べようとしているカップヌードルがおかれていた。ミッシェルさんは「イスラエル兵が仕掛けをしているかもしれないので手を触れないでください」という。

グランドピアノは幸いにも全く損傷が無かった。鍵盤のふたが取ってある。兵士たちはここで毎晩音楽会を開いたのだろうか。

たまらず鎮魂歌を即興演奏するJVCスタッフたまらず鎮魂歌を即興演奏するJVCスタッフ

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