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ストリート・チルドレンの現状

調査研究・政策提言担当 高橋 清貴
2003年5月29日 更新

EDMのイラク人Social Worker4名と一緒に、パレスチナホテル前に集まってくるストリート・チルドレンのケアに同行しました。
一部の子ども達はダールラハマから逃げ出してきた子ども達です。

炎天下、一人一人に膝詰めで話を聞いて上げるイラク人Social Worker達の姿には頭が下がります。子ども達は彼らが来るのを楽しみにしているようで、一生懸命、何事かを話しています。自分のことを思ってくれる大人がいないことが、小さな心を少しずつ傷つけていくのだなと、改めて感じました。

「施設で職員に殴られた経験があるから戻りたくない」
と言う子もいれば、
「学校に行けるようになりたいから戻りたい」
という子もいます。
そういう複雑な子ども達の気持ちを一人一人聞きながら、ゆっくりと状況の改善を図っています。ここでは「忍耐強く」というのがキーワードです。

米軍に散髪をしてもらった子ども米軍に散髪をしてもらった子ども

(汚いので一般の散髪屋には入れてもらえず米兵がカットした。ついでにUSAの落書きをされた)

ワルのリーダーに教わったのか、シンナーを吸っている子も何人かいます。でも、力でやめさせることはしません。父親が誰か分からないお腹を大きくした女の子もいます。でも、あせらずに、ゆっくりと話を聞いて上げる。子ども達は、このおじさん、おばさんがどういう人か知っています。皆、名前を呼んで慕っている。

小一時間、集中しない子ども達の話を聞いた後、皆で広場に移動して、サッカーをしました。たばこもシンナーも手放して。この子たちの、これが日常になる日が来ることはいつのことなのだろうか。歌が好きだと言う15才の男の子が私のために歌を歌ってくれました。タイトルは「Patience」だそうです。思わず目頭が熱くなりました。

*EDM=Enfants du Monde(仏NGO:世界の子どもたち)


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