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食品加工スタディツアー

カンボジア現地駐在員 太田 華江
2014年7月22日 更新

2014年7月8~10日、村の食品加工グループのおばちゃん、おじちゃん達を連れて、バッタンバンのライスペーパー作り、魚醤作りを見学しました。

JVCが支援している村では、1年を通して十分な栄養をとれない人が大半です。村では電気もないので、もちろん冷蔵庫もなく、沢山あるフルーツや野菜も保管しておくことができません。JVCは、こういった村の人たちが1年を通して十分な栄養が摂取できるように、食品加工の技術を伝えています。例えばとっておいたら腐ってしまうライムも、塩漬けにすれば梅干しのような味になり腐らないで長く保存することができます。ちなみに、これは良くカンボジアのすっぱいスープに使われます(スガオナムガウ=ライムの塩漬けスープ)。このように、沢山ライムがとれる時期に加工しておけば、1年中いつでも食べることができます。また、今まで村人が市場で買っていたものも、自分の家で作れるようになり、それを販売することで新たな現金収入につながります。

現在4村の村で食品加工グループを作り支援していますが、今回はそのメンバーを連れてバッタンバンに行ってきました。初日、まずは昼からライスペーパー作りを見学しました。家族経営でやっているライスペーパー作り、やはりコメの汁を伸ばして蒸し、それをきれいに剥ぎ取るところがなかなかの職人技で、食品加工グループメンバーもやらせてもらいながら苦戦。「難しいわ!」「うまくできた!」などの声があがり、ワイワイガヤガヤ。

ライスペーパー作りを体験させてもらう<br/>村のおばちゃんライスペーパー作りを体験させてもらう
村のおばちゃん

次の日、地域で小規模な魚醤作りの工房を営んでいる会社を訪問しました。はじめは家族経営で2つの小型タンクを使い魚醤を作り始め、できた魚醤を自転車に積んで売り歩いていたそうです。今では、大型タンクを数個持つ会社まで成長させ、従業員も抱えています。食品加工メンバーも魚醤作りに興味深々でした。メンバーの中にも以前魚醤作りを実践してみた人もいましたが、酸っぱくなってしまったそうです。「どうやったら酸っぱくならない魚醤がつくれますか?」など、社長に質問をしていました。

魚醤作り工房の社長の話を聞く<br/>食品加工グループメンバー魚醤作り工房の社長の話を聞く
食品加工グループメンバー

もともと勉強する機会に恵まれてこなかった村の人たち、このような機会が新しいアイディアにつながることを期待し活動をしていきます。

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