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タプニア村での植林

CLEANプロジェクト担当 坂本 貴則
2012年2月 2日 更新

村に木を増やそう!

子どもたちも参加。通学路に木陰ができる。子どもたちも参加。通学路に木陰ができる。

12月14日、コークトゥローク地区(コミューン)のタプニア村で植林が行われました。カンボジアの家々は道沿いに建てられていることが多いのですが、その家々を結ぶ村の幹線道路(とはいっても舗装はされてませんが)の両側に木々を植えていきました。当日は、大人が15人くらい、子どもたちが20人くらい参加しての植林になりました。400mほどの長さの道路に5メートル間隔で各側100本ほどを植えていきました。

感想を話してくれたクンさん。感想を話してくれたクンさん。

植林に参加したクンさんに感想を聞いてみたところ、恥ずかしがってなかなか答えてくれませんでしたが、「みんなでこうして作業をして、楽しかったです。なかなかこういう機会がないけど、たまにはいいと思いました。今日植林したオンカーニュ(マメ科の木)の効用も改めて教えてもらって、勉強にもなりました」と話してくれました。

他の村の取り組みに学ぶ

JVCはこれまでにタプニア村で稲作栽培研修のみを行なってきました。それ以外の活動は行なっていないため、他の村に比べてなじみのある村ではありません。そこで、私は、「なぜタプニア村で植林活動をするのかな?」と思いスタッフに聞いてみると、本当は村と村をつなぐもう少し大きな道路で植林を行なう予定だったそうですが、10月の洪水で道が被害を受けてしまったため、急遽、違う村で実施することを模索していたそうです。すると、タプニア村の村長が「ぜひうちの村でやってほしい」と手を挙げたそうです。

それでは、なぜ、タプニア村の村長は、JVCが植林活動を支援していることを知っていたのでしょうか?JVCでは毎年、郡、地区、村などの行政関係者を招いて、活動報告会を実施しています。この報告会では、1年の活動の成果を住民が発表します。これにより、行政がJVCや住民の取り組みを知り、意見交換をすることで住民と行政の関係を強化することができます。

苗木の植え方について説明するJVCスタッフのロット。苗木の植え方について説明するJVCスタッフのロット。

実は、タプニア村の村長もこの会議に参加したことがあったのです。そこで、他の村での植林の取り組みを知り、自分の村でもぜひやってみたいと思ったそうです。折角、良い取り組みが行なわれていても、それが広がっていかなければ、一部の人しか生活を改善することはできません。そして、他の村での実際の取り組みを知ることで、「自分の村でもやろう!」という気持ちが湧いてくるようです。改めて、村の人同士が意見交換し、経験を共有する機会が大切であることを確認できた一日でした。

村の人びとの自主的な活動を支援

 今日は、村道の路肩にみんなで植林する。今日は、村道の路肩にみんなで植林する。

ちなみに、このように自主的に村の人が協力して植林を行なうケースは、昨年までは全くありませんでしたが、今年はすでに10村で農民による自主的な植林活動が行われました。こうした村人による植林活動については、JVCでは、一部の苗木を支援したり、植林の技術的な研修を行なったりして取り組みを支援しています。これからも、こうした農民の自主的な取り組みを上手くサポートできればと思います。

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