アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
  • JVC twitter
  • イベントメルマガ配信中
  • 文字サイズ:大きく
  • 文字サイズ:中くらいに
  • 文字サイズ:小さく
JVC English website
アフガニスタンでの活動

地域保健医療活動

2011年6月 2日 更新
JVCが支援する診療所で患者を診るナシーム医師JVCが支援する診療所で患者を診るナシーム医師

これまでJVCは、アフガニスタン東部にあるナンガルハル県シェワ郡のゴレーク地域(人口約21,000人)で2つの診療所を運営してきました。診療所では、患者さんの病気を診るだけでなく病気にならないためのからだづくりや衛生改善など病気予防のための健康教育を行ったり、村の中では「母親教室」と銘打って子育て中のお母さんたちに家族の健康や安全な出産・子育てについて学んでもらっています。

学校でも先生や生徒を対象に応急手当のトレーニングを実施したり、健康をトピックにした作文を生徒から集め壁新聞にして学校内に掲示するなど健康への関心や知識を広げてきました。

このようにして普及しはじめた知識をベースに、住民自身が問題意識をもって生活の改善につなげ、JVCの去った後でも取り組みが持続し、母子保健の向上につながることをめざしています。

活動紹介

活動地 ナンガルハル県シェワ郡ゴレーク地域 人口 約2万1千人

ゴレーク診療所を週6日間、運営しています。また対象地域内で巡回ワクチン接種活動をすることで、診療所までのアクセスが困難な住民にも医療サービスを提供しています。一般外来は1日平均100名で、男性医師に加え、女性医師と助産師を配置することで、女性と子どもに焦点をあてた医療・保健支援を行っていきます。サブセンター(簡易診療所)がある活動地域の北東部に位置するクズ・カシコートは、活動対象地の中でも診療所から15km以上離れた地域にあります。職員は男性医師1名、助産師(女性)1名を配置。患者数は1日に60~70人です。

また、地域19箇所で村の保健員や伝統産婆と連携しながら、村の女性を対象に「薬剤の知識」「伝染病」「衛生に関する知識」「安全な出産介助の基本」や「出産前後の注意点」「家族計画や妊娠に関する基礎知識」を伝えることで主体的な健康管理を促進しています。そして、村での主体的な保健や栄養に関する動きが始まるように村のリーダーからなる保健委員会と目標を設定して、単なるサービスの提供だけでなく地域主体の保健の取り組みをサポートしています。

主な活動

主な活動 活動内容
1 診療所の運営 1)外来診察
2)母子保健部門
3)物品(医薬品等)の支援
4)診療所運営能力の向上とスタッフの職能向上
5)患者への健康教育
6)栄養食の紹介
7)ワクチン接種活動強化
8)ファミリー・カード(家族単位の診察券)、ファミリー・ヘルスブック(家族単位のカルテ)の運用
2 サブセンター(簡易診療所)の運営 1)外来診察
2)母子保健部門
3 地域保健員(CHW) の育成 1)欠員補充のための初期トレーニング実施
2)既存の地域保健員(CHW) に対する追加研修及びモニタリング
3)フォローアップ
4)地域保健員(CHW) の保健活動
4 地域ぐるみのアクション・プラン作成 クズカシュコート村で健康課題を共有
5 村の女性を対象とした健康・保健教室 19名の地域保健員(CHW)や伝統産婆と連携し健康教室を開催。
6 伝統産婆(TBA)支援 ゴレークにおける伝統産婆の支援
7 学校での健康教育 学校での健康教育の実施、教員への研修のフォローアップ

参加者の声

地域保健医療:母親の声

母親教室に参加した女性
私達はJVCから健康に関して多くのことを学んできています。子どもが下痢になった場合は経口補水液を飲ませ、やわらかい食べものを与えることを初めて学びました。これまで知らなかったことを実践しています。

地域保健医療:モハマディーン



クズ・カシュコートの保健委員会メンバー モハマディーンさん(男性)
JVCの活動は純粋に人道に基づいた支援で、アフガニスタンにおける他国の政府の支援を違い、政治目的がありません。それにJVCはニーズにあった支援をするだけでなく、住民の能力に応じた支援を考えながらしているのがわかりました。それなので、私達はJVCの活動をうれしく思いますし、賛同しているのです。

最近の活動

2011年度の活動

通常の活動のほかに、地域保健員(CHW)の活動拠点であるヘルス・ポスト8箇所で予防に必要な栄養・衛生改善策が実施されるよう、保健委員会、地域保健員(CHW)と村のリーダーの取り組みをサポートしていきます。また、住民が下痢、発熱、軽い外傷などに対する応急処置を実施できるよう、クリニックや地域保健員による健康教育を改善、促進していきます。

  1. 対象地域の半分で多くの病気は予防できるという意識が住民の間に定着し、予防に必要な栄養・衛生改善策が実施されるよう、地域保健員(CHW)と村のリーダーの取り組みをサポートします。
  2. 住民が下痢、発熱、軽い外傷などに対する初期応急処置を実施できるよう、クリニックや地域保健員による健康教育を改善、促進します。
  3. 住民が適切な医療サービスを受けられるよう、地域保健員、簡易診療所、ゴレーク診療所の連携強化を図ります。
団体案内
JVCの取り組み
9ヵ国での活動
イベント/お知らせ
現地ブログ
あなたにできること
その他
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
〒110-8605 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6F 【地図】
TEL:03-3834-2388 FAX:03-3835-0519 E-mail:info@ngo-jvc.net