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現地ブログ from アフガニスタン

アフガニスタン最新状況

治安の関係から現地になかなか入れない中、アフガニスタン事業担当が、現地での活動の様子をお伝えします。

【アフガニスタンからサラーム♪】
第10回 警備員 アブドゥル・ラジークさん

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2016年2月25日 更新
ワイルドさが魅力のアブドゥル・ラジークさんワイルドさが魅力のアブドゥル・ラジークさん

私の半生

私はJVCの事業地があるナンガルハル県の隣のラグマーン県で生まれました。私が育った村はとても平和で、それはのどかなものでした。しかし私が3年生の時にソ連軍がアフガニスタンに侵攻し、戦争と暴力の時代が始まります。多くの人はパキスタンやイランへ避難しましたが、私は村にとどまり、10年生まで学校に通いました。しかし最終学年(12年生)まで学校に通うことはできず、カーブルの軍事学校に入りました。そこで半年間、軍事訓練と教育を受け、ジャララバード近郊の大隊に配属になりました。4年間の配属中には幾度もカーブルで軍事訓練がありました。

ニュースの裏側の悲劇

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2016年2月 4日 更新

1月13日、JVCアフガニスタンの現地スタッフの息子(6ヶ月)が亡くなりました。

私はその日、東京事務所からいつものようにそのスタッフとスカイプを使って活動の進捗確認をしていました。途中で彼の携帯電話が鳴り、家族から子どもの様子が急変したという連絡を受けた彼は、急いで家に帰るためその場でスカイプを切りました。

【健康教育】集まれ!歯みがきキャンペーン

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2016年1月14日 更新

JVCアフガニスタンは、都市部から離れた農村地で唯一の診療所を運営する一方で、病気診療だけでなく病気"予防"に力を入れるべく、村人と協力して地域保健の活動をしています。
その一環で、学校を拠点として健康教育も続けてきました。学校は教員と子どもたちが集まる公共の場所なので、健康に関するメッセージを伝える格好の拠点となりえます。学校での学びを、子どもたちが家族にも伝えていくことも期待しています。

JVCはナンガルハール県のクズ・クナール別名シェワ郡で活動中!JVCはナンガルハール県のクズ・クナール別名シェワ郡で活動中!

これは大事な点ですが、私達が活動している場所・シェワ郡の大部分は都市部から遠く、山があり、川があり、岩場があり、ヘビもおり、道路が整備されておらず車も通れないといった、危険がたくさん詰まった場所でもあります。(こちらの記事「まるで映画の世界?ワクチン接種員の道のり」も御覧ください。)

怪我が病気をしても最寄りの診療所が何キロも先、という状況なので、自分たちで怪我や病気を防ぐことがまずは一番大切なことです。そこでJVCは学校でも応急処置の練習や、健康に関する作文を掲示する壁新聞活動など、医療施設やサービスが行き届かない場所で自分たちの命や健康を守るために必要なノウハウを伝えています。

学校の近隣は岩場や、崖、川など、危険もいっぱい学校の近隣は岩場や、崖、川など、危険もいっぱい
車が通るのも難しい車が通るのも難しい

【村人物語】
夢を叶えたバズワン先生
ー 誰かが機会を与えてくれれば ー

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2016年1月13日 更新
バズワンさん

今回紹介するバズワンさんは、教師歴30年のベテラン先生です。ゴレーク村に生まれ、小さい頃から頭が良く、目上の人を尊敬し、記憶力も抜群でした。7才の時、学校の先生になりたいと父親に語ったところ、父親はその夢をかなえてあげると約束しました。父親はバズワンさんを学校に入れ、勉強も手伝ってくれました。一生懸命勉強したバズワンさん、成績はいつも一番でした。やがて学校を終えて念願の教師になりました。夢が実現してとてもうれしかったと言います。

【アフガニスタンからサラーム♪】
第九回 運転手 シャー・ムハンマドさん

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2015年12月 2日 更新
真剣なまなざしで仕事に出発!真剣なまなざしで仕事に出発!

(アフガニスタンからサラーム、今回は第六回のナビ・ジャンさんに続き二人目の運転手シャー・ムハンマドさんを紹介します。多くの日本人が経験したことのないような過酷な時代を生きてきたシャー・ムハンマドさん、そのことばには重みがあります。現地から届いた英語の原文を訳しながら、わたしたち東京事務所スタッフも心を動かされました。)

つらかった子ども時代

私はナンガルハル県のザルショエ村カマ地区で生まれました。公務員をしていた父は私が3歳の時に亡くなり、一番上の兄が家族を支えるようになりました。私が3年生の時、ソ連がアフガニスタンに侵攻するという噂が流れ、人々はパキスタンに避難をはじめました。ソ連に対するジハード(聖戦)がはじまり、標的は政府関係者にも向かいました。公務員だった兄もムジャヒディン[注]から仕事をやめるようにと警告を受けるようになりました。

私はムジャヒディンが家にやってきて入り口のドアをノックした夜のことを忘れることができません。母はそれがムジャヒディンだとわかっていたので、子どもたちを起こし、藁の下に隠れさせました。そして決して泣いたりしないようにと言い聞かせました。もし声を聞かれたら殺されると。しかし母が私たちを藁の下に隠したとき、一匹のさそりが私を噛みました。私は叫びたい気持ちを必死でこらえ、痛みをがまんしました。ムジャヒディンは爆弾でドアを壊して家に侵入し、家財道具をすべて持って行ってしまいました。この事件のあと私たちはジャララバードに移りましたが、移動の途中で私は誤って川に落ちてしまったのです。3日後に家族が病院にいる私を見つけたということです。

やがて上の兄はバティコート地区で仕事を見つけ、下の兄は軍隊に勤めはじめ、私が13才で家族を支えるようになりました。ある日、私はバティコート地区に兄を訪ねるためバスに乗りました。40人くらい乗客が乗っていましたが、途中の道にしかけられた爆弾が爆発、30人が死亡、他の乗客も負傷しました。幸い私は無事でした。

[注]ムジャヒディンは、イスラム世界へ侵略する勢力に対抗してジハード(聖戦)を遂行する組織。「イスラム聖戦士」とも訳されます。

【村人物語】
奮闘する校長先生
ー 読み書きは闇の中で光を持つこと ー

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2015年11月 5日 更新
アサドゥラーさん

アサドゥラーさんは、バル・カシュコート村の女子学校の校長先生です。タリバン政権崩壊後、多くの女子が学校に戻ってきました。しかし長年にわたる紛争で女性教員の数は不足しており、学校には女の先生が一人しかいません。もっと女の先生がいれば多くの家が娘たちを学校に行かせるようになり、生徒の数も増えるのに・・・と彼は言います。女性教員は、女の子たちが家から外に出るのを助け、それは村を変える力となります。

しかし村人たちは、娘が教育を受けると伝統的な規律を忘れてしまうのではないかと心配しています。教育を受けるより、家で編み物を習う方が大事だと考えているのです。大家族が多いアフガニスタンでは女性は多くの家事をこなさなければなりません。だから家族は女性を学校に行かせたがらないのです。

アサドゥラーさんは、学校で宗教も教えています。読み書きができることは闇の中で光を持つことだと、イスラム教でも言われています。それは男女によらず人間に必要なことです。彼はそういった教えを伝えながら、女の子たちを学校に来させるように人々を説得して回っています。

学校の図書館も管理しています学校の図書館も管理しています
授業風景授業風景

【アフガニスタンからサラーム♪】
第八回 教育担当、アジマルさん

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2015年10月 7日 更新
ポーズを取るアジマルさんポーズを取るアジマルさん

私は29才、ジャララバードで生まれました。私の家は、祖父・祖母・伯父・叔母などと暮らす大家族でした。父は兵士です。私が7年生から12年生※注(1)の頃はタリバン政権の時代でした。生徒たちはターバン姿の制服を着ていました。先生は厳しく、少しでも怠けたり欠席したりすると体罰を受けました。授業は整備されておらず、学校によって大きな差があったようです。それでも男の子は学校に行けるだけましでした。女の子は学校に行くことが禁じられていたのです。その頃、父は無職で家にいました。家で父から多くのことを学びました。

【村人物語】
学校なんて行かなくていい!

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2015年10月 1日 更新

ディン・モハマド君は15才。彼の父親は字が読めず、教育に関心を持ったことは一度もありませんでした。ディン・モハマド君は、7才の時に伯父のすすめでクズカシュコートの男子小学校に入学しました。それを知った父親は「息子を学校に行かせるつもりはない」と言って、伯父と言い争いました。伯父は、親は子どもに教育を受けさせる義務があり、子どもの能力を最大限伸ばさなければいけない、と説明しましたが、聞き入れてもらえませんでした。

【村人物語】
ラーマッラーとザビルラー

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2015年9月15日 更新

ラーマッラーは11才、ザビルラーは9才、クズカシュコート村の小学校に通っています。JVCスタッフのアジマルさんが、二人に大きくなったら何になりたいか尋ねました。

【村人物語】
ゴレーク村の仲良し姉妹、ヘナとネダ ー村人物語【1】

2015年度アフガニスタン事業インターン 竹村 謙一
2015年8月12日 更新

ヘナ(写真左)とネダ(写真右)は大家族。お父さんには奥さんが二人いて、子供が10人います。両親は二人が学校に行くことをすすめました。ヘナは12才、ネダは11才です。二人とも学校の成績はとても優秀です。二人は仲良し、学校では助け合い、家ではお母さんの手伝いをよくします。

ヘナには家より学校が大切です。家に閉じこもっていたら何も学べないけど、学校ではたくさんのことが学べるから。夢は助産師になること。アフガニスタンでは、お金がなくて薬が買えない人、治療が受けられない人がたくさんいます。彼女はそうした人たちを助けたいと思っています。

ネダは学校に行って毎朝友達と遊ぶのがとても楽しみです。彼女は絵を描くのも柔道をするのも大好きです。でもお母さんといっしょに市場に行くと、家で燃やすためにプラスチックや紙くずを集めている子供たちを見て、とても悲しくなります。子供たちは、学校に行かずに朝から晩まで通りを歩いてごみ拾いをしています。空き缶や鉄くずを回収業者に売るためです。ネダの夢は学校の先生になること、そして女の子たちにいろいろなことを教えることです。だって、人は教育がなければ、実がつかない果物の木のようになってしまうから。

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