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ジャララバード市内に診療所開設!

看護師 上住 純子
2002年6月20日 更新

これまでの無医村への巡回診療に加え、4月1日にはジャララバード市内に巡回診療の拠点となる診療所を開設し、マラリアや腸チフスなどの検査や予防接種ができる体制を整えました。

拠点診療所での活動

拠点診療所では、女性と子どもを対象に毎日診療を行なっています。診療所には日に100〜150人くらいの人が訪れ、4月の患者数は2,640人に上りました。日中の気温が40度を越えるような暑さのなか、冬にはほとんど見られなかったマラリアや腸チフス、急性下痢、赤痢などの疾患が急増しています。

また、拠点診療所では、予防接種を行なったり、女性の栄養士が母親たちを対象に、栄養価の高い離乳食の作り方やマラリアの予防法を指導するなど、予防活動にも力を入れています。さらに、栄養失調と診断された子どもには、小麦や米、豆、粉ミルクなど、症状に合わせた補助食糧が配られ、栄養状態が改善されるよう支援しています。

巡回診療活動

村での診療活動

4月には延べ10カ村を巡回し、2,441人の患者を診療しました。無医村であることを考慮し、巡回診療では成人男性も診療の対象としています。拠点診療所と同様、この時期マラリアや腸チフス、急性下痢、赤痢などが急増しています。暑さが厳しい中、マラリアや下痢から脱水を起こした患者に対しては、その場で点滴を施し、体力の回復を図っています。

また、巡回診療には女性の栄養士が同行し、村の母親たちを対象に、栄養や衛生に関する教育を行なっています。拠点診療所と同様、巡回診療中に見つけた栄養失調児に対しては補助食糧を配給しています。4月に補助食糧を配給した子どもの数は、拠点診療所と巡回診療を合わせて221人になりました。

ヒサルシャヒ国内避難民キャンプでの診療活動

4月には二度キャンプを訪れ、診療活動を行ないました。二度の巡回診療の患者数は694人に上ります。厳しい生活環境で体力が落ちている上、猛暑に襲われ、脱水を起こす避難民の人が多く、空いているテントを借りて即席の点滴室とし、その場で点滴をしました。

UNHCRによると、5月12日の時点で、約2万人いたヒサルシャヒ国内避難民キャンプの避難民の内13,258人がそれぞれの町や村へ帰還したとのことです。このまま治安が安定すれば帰還はますます促進されると思います。一日も早く避難民の方が帰還できることを祈りつつ、今後JVC-OMARがこのキャンプにどのように関わるか考えていきたいと思います。

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