
【ビルマ/ミャンマー地震緊急支援 第八弾活動報告】食糧・生活必需品の配布を行いました!

2025年3月28日に発生したミャンマー中部地震はマグニチュード7.7を記録し、サガイン地域とマンダレー地域を中心に甚大な被害をもたらしました。
地震発生から1年以上が経過した現在も、2021年の軍事クーデター以降継続する武力衝突や空爆の影響も相まって、約370万人 が避難を強いられています。多くの被災者が不安定な生活を余儀なくされている状況です。
JVCはこれまで、現地パートナー団体と連携して、避難生活を送る人々への、マットレスや蚊帳の配布、家を失った人々への住宅再建や重傷者への医療費の支援、食糧や医薬品、生活必需品の配布、教材や学習資材、医療物資の支援、衛生用品の配布などを行ってきました。これまでの活動の詳細についてはこちらをご覧ください。
今回は、現地パートナー団体が2026年5月に実施した被災者支援の様子を報告いたします。
今回支援を実施した村は、地震によって村内361世帯のうち69世帯の住宅が全壊し、多くの家屋が損壊しました。この地域は、長年にわたり民族抵抗勢力とミャンマー国軍との武力衝突が続く地域です。
さらに地震後には軍による攻撃が発生し、住宅地や農地周辺には地雷が設置されたと報告されています。住民は近隣の村や僧院へ避難を余儀なくされ、その後、一部の住民は村へ戻ることができたものの、地雷や治安悪化のため安全に生活や農業を再開できない状況が続いています。

地震で倒壊した家屋と村人たちの仮設住宅

地震後に失われた水資源
現地で確認された緊急ニーズに対応するため、JVCが連携している現地パートナー団体と協力し、食糧の配布支援を実施しました。
住宅を失った世帯や避難を余儀なくされた世帯など、特に脆弱な家庭を優先して、米をはじめとする食糧や生活必需品を配布しました。

現地パートナー団体による物資支援の様子

地震や紛争の被害を受けた村人たちに米やその他の食糧を届けるボランティア
今回支援を行った村の住民の多くはパオ民族であり、ビルマ語では十分な意思疎通が難しい人も少なくありません。そのため現地パートナー団体では、パオ語を話す地域ボランティアが活動に参加しました。
住民と同じ言語で対話を重ねることで、地域の人々との信頼関係を築き、本当に必要とされる支援ニーズを把握しながら活動を進めることができました。

住民たちとの集会の様子
今回支援を行った村では、地震による被害だけでなく、その後も続く武力衝突や治安悪化によって、人々の生活再建は今なお困難な状況にあります。今回の支援では、被災世帯への食糧支援や今後必要となる住居支援ニーズの把握を行うことができました。
しかし、地域の復興には継続的な支援が欠かせません。今後も食糧支援、住宅再建、生計回復、そして子どもたちへの教育支援などを通じて、地域の人々が安心して暮らせる環境づくりを支えていくことが求められています。
今回の活動は、JVCをご支援くださる皆さまからのご寄付によって実施することができました。心より感謝申し上げます。
地震から1年以上が経過した今も、支援を必要としている人々がいます。JVCは現地パートナーとともに、支援が届きにくい地域へ寄り添いながら活動を続けていきます。
引き続き、ビルマ/ミャンマーで暮らす人々へのご支援と、JVCの活動へのあたたかいご協力をよろしくお願いいたします。
また、ビルマ/ミャンマーに関わるアドボカシー等の活動も実施しておりますので、引き続きご関心をお持ちいただけますと幸いです。
◆ご寄付はゆうちょ銀行へのお振込みでも受け付けております。
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JVCのビルマ/ミャンマーに関わる活動と「ビルマ/ミャンマー」と呼ぶ理由については
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