
【スーダン】4月15日は戦闘から3年 ~現地スタッフからのメッセージ~

スーダンにおける国軍と即応支援部隊(RSF)による大規模な武力衝突の発生から、本日4月15日で3年を迎えました。
いまなお1,000万人以上が避難を余儀なくされ、人口の半数以上が人道支援を必要としているとされています。まさに世界最悪級の人道危機のただ中にあります。
こうした状況を受け、私たちJVCは声明を発表しました。あわせて、戦闘開始から3年が経った今、JVC現地スタッフのモナは何を思うのか。モナから皆さまに向けてのメッセージをご紹介します。
現地スタッフのモナ・ハッサンより
スーダンの現地スタッフ・モナは、自らも戦闘の被害を受け、避難生活を余儀なくされました。しかしそれでも彼女は、教育の力を信じ、JVCとともに子どもたちの未来のために活動を続けています。
いま、スーダンの人々が再び希望を取り戻すためには、皆さまの支えが欠かせません。あなたのご支援が、スーダンの人々の未来を照らします。

3年にもわたる紛争
それでも、私たちはここにいます。
それでも、踏みとどまり、
失ったもののなかで、希望を見つけようとしています。
3年前、ある瞬間に生活は一変しました。
私たちは家や思い出、そして安心感、全てを置き去りにさせられました。
子どもたちにとって、その喪失はさらに大きなものでした。
多くの子どもが、何か月、あるいは何年もの間、学校に通えませんでした。
失ったのは教育だけではありません。
教室、友だち、そして夢――
当たり前だった日常そのものを失ったのです。
子どもたちが再び学校に戻ることは、
「学ぶこと」以上の意味を持ちます。
それは、心が癒やされること。
安定を取り戻すこと。
そして、希望を取り戻すことです。
現地で活動するJVCは、これを可能にしています。
安全な学びの場をつくり、学用品を提供し、教師を支援することで、
子どもたちがより良い未来へ踏み出す最初の一歩を後押ししています。
今日は、3年間の喪失を胸に刻む日です。
けれど同時に、私たちは新たな始まりも見ています。
希望は、まだ失われていません。
そして教育を通じて、子どもたちは人生を立て直し、
より良い未来を自らの手で形づくることができるのです。