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代表理事今井より新年のごあいさつ

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旧年中は格別の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
日本国際ボランティアセンター(JVC)代表理事の今井です。

2022年も、世界にとって激動の年でした。

ウクライナ侵攻、食料価格の高騰や経済危機、
世界的な軍備拡張といった不安な流れの中で、
国内でも、多くの看過できない動きがありました。

国際協力NGOという立場からは、
まず「開発協力大綱」の改定を挙げなくてはなりません。
日本から他国への政府開発援助(ODA)の基本的なあり方が、
「人々のための支援」から「日本の国益のための支援」へと
変わりゆく現状に、市民社会は警鐘を鳴らしています。

◆参考:開発協力大綱改定に対する働きかけ
https://www.ngo-jvc.net/activity/advocacy/20221024_oda.html

12月には、「安保3文書」が閣議決定されました。
日本の国際協力のあり方が、これまでの「非軍事」をはなれ
軍拡競争をあおる形へと変わろうとしており、
JVCを含め市民団体が反対の意志を表明しています。

◆参考:戦争ができる国づくりのため他国への
武器援助さえ実施する「安保3文書」に反対します(12/26発出)
https://www.ngo-jvc.net/activity/advocacy/20221226_anpo.html

開発協力を必要とする人々の存在は、
日本の安全保障や経済振興のための道具ではありません。
ひとたび争いが起これば、最も弱い立場にある人たちが
さらに過酷な状況へと追いやられていきます。
人々を支えながらも、その苦しみを生む問題の根本を見過ごさず
声を上げ続けたい、と私たちJVCは願っています。

昨年12月には、JVCを立ち上げた星野昌子特別顧問が
永眠いたしました。享年90歳でした。
https://www.ngo-jvc.net/news/news/20221203.html

星野特別顧問や、当時の仲間たちが
JVCを立ち上げた42年前のその時から、目標は
「JVCのような組織が必要ない世界を作ること」でした。

その思いを受け継ぎ、
NGOがいらない世界、すなわち争いも格差もない世界へと、
小さな一歩でも、着実に進んでいけるように。
2023年も、全力を尽くしてまいります。
引き続き、皆様とご協働できましたら幸いです。

本年も、何卒よろしくお願いいたします。


2023年新春
特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
代表理事 今井高樹

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