活動の現場からREPORT

国分寺に、毎年数十部ものJVC国際協力カレンダーを販売して下さった無農薬・有機栽培コーヒーの専門店、ろばやさんを訪れました。店内には自然食品も含めて壁一面にカラフルな商品が並びます。焙煎する機械と、世界各地の豆が並ぶ様子は壮観ですらあります。

お話しいただいた鈴木さんは、元はこの店のお客さんだったそうです。

ろばやはモノの売り買いをするだけでなく、人と人がつながれるお店、子どもやお年寄りが一人ででも安心して買い物に来れるような場所であり続けたい。なぜなら、物事の基本は“人と人”だから。

JVCとのつながりは創設者の徳山・山内さんご夫妻の時からのもの。鈴木さんは、JVCと関わることで、自分たちの知らない遠い国の家族のことを知ることができる。どこかに暮らす人々がたいへんな思いをしている、戦争の中で生活する子どもたちがいるということを“想像すること”の入口になっている。毎日自分たちのことでいっぱいいっぱいの中で、JVCカレンダーは、世界を広げることのできる貴重な機会だった、とお話しいただきました。

感染症に戦争と世界が不安定化する中、コーヒー豆の値段が上がっているそうです。そんな中でもできる限り美味しい豆をお届けできて、人とつながっていければいい。最後にそんなことをおっしゃっておいででした。

コーヒーを通して世界を感じられるお店。これからも“人”への思いを共に、ろばやさんとつながっていけたら、そんなことを思いながら帰路につきました。

もちろんここのコーヒーは絶品です。皆さんも、是非！

広報グループ　木村

★ろばや

〒185-0011　
東京都国分寺市本多 1-6-5
https://www.robaya.com/