
代表理事より新年のご挨拶

2026年、新年明けましておめでとうございます。
それぞれに思いの深い年末・年始をお迎えになったことと思います。
一昨年11月にJVCの活動に戻り、一年と二か月が経過しました。まだまだ試行錯誤の日々、会員の皆さん、理事・役員の皆さん、精神的な支援者、そして日々の任務に集中するスタッフの皆さんに支えられた一年余りでした。2025年は、米国トランプ新政権の誕生、同国の国際援助・環境問題への関与否定ふくめ、世界、アジア、日本が打撃を受け、また世界のNGOを巡る環境も大きく変わりました。
2026年1月現在、JVCの海外活動地は、パレスチナ、スーダン、イエメン、ラオス、ミャンマー、コリアなど政治状況の厳しいところばかりです。狂気ともいえる戦争指導者の在り方は、現在も変わりません。食料状況調査機関(IPC)によるとガザでは「飢饉」の状況は一応脱したものの、住民の栄養・健康状態、安全に関わる状況は確保されていません。西岸では、入植者による現地住民への攻撃は増すばかりです。
他方、世界の情勢も一部反映してか、日本国内では、2024年、2025年の選挙過程とも連動する形で、外国人移住者・難民への非難や排除の動きが顕在化し、大きな問題となっています。
大きくは「新しい東西冷戦」の時代ですが、さらに地域・国内の分断・格差も拡大している状況の中、JVCも今年で46周年。若いスタッフを中心に、小さくても活動的なグループとして出来ることを続け、次世代にバトンタッチしていきたいとも思っています。
2026年1月5日 JVC代表理事 熊岡路矢