書籍『スーダンの未来を想う』発売のお知らせ
人道支援関係者、研究者、ジャーナリストなどスーダンと関わってきた関係者が執筆。スーダン事業現地代表・今中航が、第5章「分壁に描かれたアートから紐解く、スーダン市民のメッセージ」を執筆しました。
堀潤氏による第4章「民主主義とスーダン市民」では、JVCの活動にも焦点を当てていただいています。ぜひご覧ください。
著・編者:関広尚世/石村智
出版:明石書店
2024年8月30日発売
2023年4月に首都ハルツームで起きた軍事衝突により、報道ではスーダンが内戦国だという側面ばかりが注目され、そこで育まれてきた豊かな歴史・文化は捨象されている。本書は激動期のスーダンを目撃した執筆者によるスーダンの過去、現在、そして未来への希望の記録である。
はじめに
第Ⅰ部 歴史と文化の意味
第1章 スーダンの現在と未来につながる「過去」[関広尚世]
第2章 民族の多様性[石村智]
第Ⅱ部 市民革命とその後
第3章 スーダンのアイデンティティ、民主化と開発プロセス[坂根宏治]
第4章 民主主義とスーダン市民[堀潤]
第Ⅲ部 今を生きる・未来を創る
第5章 壁に描かれたアートから紐解く、スーダン市民のメッセージ[今中航]
第6章 「12月革命」と「ヌビアの女王」たち[金森謙輔]
第7章 ポストコンフリクト国における文化遺産の復興と平和構築[石村智]