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カンボジア、タイ、アフガニスタン、イラク事業の終了について

日頃よりJVCを支えていただき、誠にありがとうございます。

このたび、2020年度末(2021年3月)をもちましてカンボジア、タイ、アフガニスタン、イラクの各事業を終了することになりましたので、お知らせ申し上げます。

JVCは昨年、設立40周年の区切りを迎えました。その機会に、職員と理事会とが連携しながら今後の活動方針について時間をかけて議論を重ね、新しい事業展開を検討するとともに、現在実施している事業の見直しを行って参りました。

その結果、今年度をもって上記の4事業は終了することとなりました。

カンボジアとタイでは、1980年の団体創設以来、難民支援を皮切りに職業訓練、持続的農業など様々な分野での成果を上げてきました。40年を経て現地の社会状況も変化する中で、私たちができる役割は十分に果たしたと考え、今年度での終了を決定いたしました。

2000年代に本格的に活動を開始したアフガニスタンとイラクでは、緊急救援から医療面での支援を経て、地域での教育や平和づくりへと活動を発展させてきました。日本から現地への渡航制限や資金面での制約もあり、今回残念ながら事業を終了しますが、JVCが連携してきた現地NGO(アフガニスタンについては元JVC事務所が独立した現地団体)によって、人々を支援する活動は今後も継続される見込みです。

皆さまには、長きにわたってこれらの事業を支えていただき、感謝の気持ちが尽きません。本当にありがとうございました。

なお、今後の新しい事業の展開については、本年6月の会員総会を経て、ウェブサイト等でも順次ご紹介をさせていただきたいと思っております。

今後とも、JVCをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年2月19日
日本国際ボランティアセンター(JVC)
代表理事 今井高樹

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