2014年夏、地中海に面したわずか360平方キロメートルの地域をめぐり、あまりに多くの犠牲者を出したガザ戦争。亡くなった方はパレスチナ側で2,205人(多くの一般市民を含む)、イスラエル側で71名にのぼります(国連データより)。
10万人以上が家を失ったガザの復興には5,400億円が必要といわれる一方、国際社会による支援は必要額を満たせずにいます。しかしガザに生きる人々は寒い冬を目前に控えながら、日常生活を可能な限り取り戻そうと、今日も奮闘しています。
JVCはガザの子どもの栄養失調予防事業を加え、今年は医療や衛生等に関わる緊急支援を実施しています。また現地スタッフは、人々が避難している学校や被害の生じた地域に入り60人近くにインタビューをしながら、ニュースに出ることのない人々の声を拾ってきました。今回のイベントでは、その声を皆さんにお伝えするとともに、日本からNGOができること、二度とこの悲劇を繰り返さないための今後の展望について、現地スタッフの口からお伝えします。是非ご参加ください。
日時 | 2014年11月29日 (土) 11:00~13:00 (10:30開場) |
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会場 | クリエイティブOne秋葉原ビル6F JVCオフィス
住所:〒110-8605 東京都台東区上野5-3-4 クリエイティブOne秋葉原ビル6F (会場への地図) 電話:03-3834-2388 |
アクセス | JR秋葉原駅 中央改札口から徒歩7分。 JR御徒町駅 南口から徒歩7分。 東京メトロ銀座線「末広町駅」から徒歩5分。 |
報告者 プロフィール |
![]() 金子由佳 2011年、国際政治学部・紛争予防及び平和学専攻でオーストラリアクイーンズランド大学大学院を卒業。直後にパレスチナを訪れ、現地NGOの活動にボランティアとして参加。一ヶ月のヨルダン川西岸地区での生活を通じ、パレスチナ人が直面する苦難を目の当たりにする。 イスラエルによる占領状況を黙認する国際社会と、一方で援助を続ける国際社会の矛盾に疑問をもち、国境を越えた市民同士の連帯と、アドボカシー活動の重要性を感じている。2012年6月よりJVC勤務。同年8月より現地調整員ガザ事業担当としてパレスチナに赴任。JVCのプロジェクトを通じて、苦難に直面する人々と連帯し、その時間・経験を日本社会と共有したい。 |
参加費 | 1,000円(要事前申込、JVC会員500円) |
定員 | 25名 |
主催 | 日本国際ボランティアセンター(JVC) |
申し込み/ 問い合わせ先 | 問い合わせ先:日本国際ボランティアセンター(JVC) |